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困惑 ページ19

◇◇◇

◇◇



……なんて。

思い返して見ると、好きになる要素が失礼だけど見当たらない。

気づけば、って言葉があいそう。



笑い過ぎていた神崎さんは、ツボが収まったみたいで呼吸が落ち着いて来た。


机の上に座っていて、気にしていなかったが、その、えっと、あの、あっと、……あ、足を閉じてもらいたい。

目を覆いたいけど、男の本能としてチラッと見たいという気持ちが勝ちそうであった。


ヴッ。と言葉を濁しながら、俺は後退りした。



____瞬間。

バンっと言う衝撃音が教室中を包み込んだ。

教室のドアが、壊れそうなくらい勢いよく開いた。ドアの向こうと人影は、ドアをがっちり掴んでこっちを睨みつけている。


「あれま。Aじゃあないか!どした」

何事もなかったかのように手をひらひらとドアの向こうにいる姿に振った。

俺は人影の正体にも驚いたし、何にしろこの状況が一番言い訳し難い誤解を招く!

男女が誰もいない教室に二人きり。


しかも、そう。

あれは、あの人は、



___隼人の好きな人じゃんかぁぁあ!


特に特徴のない黒髪の二つ結びに眼鏡の子。
その表情は、“不機嫌”そのものを表している。

えっ、おれはこの状況をどうすれば?




素直に、隼人に帰って来て欲しい。俺を助けて。

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設定タグ:オリジナル , 幼馴染 , トラウマ   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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碧季@低浮上(プロフ) - マリさん» シリアスなシーンはまだ続くと思います(汗)ありがとうございます!頑張ります! (2016年5月8日 10時) (レス) id: a7605a7da1 (このIDを非表示/違反報告)
マリ - これからも頑張ってください (2016年5月7日 22時) (レス) id: 74ba3d39a2 (このIDを非表示/違反報告)
マリ - すごく泣きそうな気持ちになりました   (2016年5月7日 22時) (レス) id: 74ba3d39a2 (このIDを非表示/違反報告)
えみ - 了解! (2016年3月12日 21時) (レス) id: 3329057c38 (このIDを非表示/違反報告)
碧季(プロフ) - えみさん» さすがの私もそれくらいわかりまっせww すまん!他の評価少ない作品なら長々と話しても大丈夫たがら次そっちにコメお願いします…! (2016年3月12日 21時) (レス) id: a7605a7da1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:碧季 | 作成日時:2014年12月20日 21時

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