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坂田の行動、謎だったな〜……

そんなことを思いながら長い廊下を歩く。









バンッ、バンッ、バンッ!









銃声音がした。

びっくりして音がする方を見ると、部屋から音が聞こえた。

その部屋のドアの隙間から除くと…………


「……ふぅ…」


銃を構えたセンラがいた。

そういえばセンラは銃を使って援護しながら戦う遠距離攻撃なんだ。


的をよく見て銃を打った。


大きな音に慣れず、びっくりしてドアをがたん、と揺らしてしまった。

センラが驚いた顔をしてこっちを見る。

あぁ、センラの邪魔をしてしまった。


「……A?どうしたん?」

『ご、ごめん!銃声音がしたから気になって、見ちゃった……』

「別に怒ってへんよ。部屋はいる?銃声音にも慣れたら?これからいっぱい聞くんやし。」

『え』


私の答えを聞く前にセンラは私を部屋の中に入れた。


『ここでいつも練習してるの?』

「せやで〜」


そういうと、センラはまた銃を構えた。

また大きな音が鳴ると思って反射的に耳を塞いで目をぎゅっと瞑る。

するとセンラがくすくすと笑って私の傍に来る。


「そんな怖いん?」


こくこくと頷くとセンラは私の前にしゃがんでニヤニヤとした。


『……な、なに…』


センラはあろうことか銃を構え、私に向けた。

ひっという情けない声をだして後ずさりをした。









「……ばーん。」









瞑っていた目を恐る恐る開けるとセンラの綺麗な黄色の目とぱっちり目が合った。

顔もすごく近い。

そして唇に何かが触れている感触がした。



数秒後、ようやく気づいた。









センラにキスをされていると。









『っ…!?』


びっくりして思わずセンラを突き飛ばしてしまった。

センラは自分の唇を触りながらニヤニヤとしている。

キスなんて初めてだから顔が焼けるように熱い。


『……っ…』


私はセンラから逃げるように部屋から出ていった。









(……いや、今の反応はかわいすぎやわ…あんなん犯罪級やで…顔真っ赤にして……ファーストもらった。)

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ちょこ - 了解です!焦らなくていいのでがんばってください!更新して公開するの楽しみに待ってます! (2021年10月13日 22時) (レス) @page40 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
ういか(プロフ) - ヤバい最高です。これからも更新がんばってください。 (2021年5月7日 16時) (レス) id: ca947d62d4 (このIDを非表示/違反報告)
めろん(プロフ) - ふゆな@志麻リスさん» ありがとうございます( ; ; )感動を与えることができてわたしも嬉しいです、、!!頑張ります!ありがとうございます! (2019年12月21日 2時) (レス) id: 489fc326e0 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな@志麻リス - なぜか泣いてしまいました!更新頑張ってください! (2019年12月20日 23時) (レス) id: 8bd4e2541a (このIDを非表示/違反報告)
グレン - 更新ありがとうございます!これからも頑張って下さい!応援してます!!!!!! (2018年10月20日 15時) (レス) id: 6ba2a539d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めろん | 作成日時:2018年8月6日 13時

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