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洗い物が終わり、自室に戻ろうとしたとき。
Aー!!!と大声で名前を叫ばれてびっくりした。後ろを見れば坂田が駆け寄ってきた。


『そんな大声で名前呼ばないで。びっくりしたじゃん。』

「ごめんごめん!A、魔法の練習しよう!」

『……は?』


急すぎる。急すぎるぞ、坂田。なんて自由なんだこの男。


「ええから!!練習するよ!!」

『はぁ!?ちょ、走んなぁぁあ!!!』


手を引かれ廊下を走る速さは夕ご飯が戻ってきそうな速さだった。←


━━━━━━━━━━━━━━

「よし、練習しよか!!」

『わかった……』


全力疾走で地下の練習場(?)みたいなとこにきた。


「まず、最初に魔法使いには名前があるんよ。」

『名前……?』

「そう。魔法使いになると決めた人は魔法使いの世界で名前が決められて命名されるんよ。」

『そんな魔法使いの世界なんてあるの!?』

「僕もそこは謎なんよ。でもA宛に魔法使いの世界から手紙が届いたんよ。たぶん名前のこととか魔法使いになるための秘訣とか、いっぱいかいてあると思う。開けてみて。」


綺麗な封筒に包まれた手紙を取り出す。
そこには坂田の言う通り、文字がたくさんかいてあった。


【A様

この手紙が届いているときには貴方は魔法使いになられる決心をしたでしょう。

貴方の名前は「アルストロメリア」です。

未来への憧れを持ち、友人と共に立派な魔法使いになってほしいと思い、命名いたしました。

立派な魔法使いになるには、練習に励み、努力することがとても大切です。上手くいかない時もたくさんあるでしょう。失敗しないで魔法使いになるなど無理と言っても過言ではないです。魔法を習得するには時間がかかります。でもそこで心を折らずに続けられる人が立派な魔法使いになれるのです。

貴方は特別な魔法使いです。

貴方に属性がないのです。

これはとても珍しいことです。

貴方が魔法使いになり、戦場に立つことができれば仲間をサポートしたり、攻撃をしたり、回復をしたり……有利になるでしょう。

立派な魔法使いになることを心から願っています。】


『アルストロメリア………』

「綺麗な名前やね。ここにかいてあった通り、魔法を使うのは以外に難しいんよ。でもAなら絶対いい魔法使いになれるで!Aは属性がないからなんでも使えるねん。本当に珍しいことなんよ。一緒に戦場に立とうな!」


そう言った坂田の笑顔は眩しい綺麗な笑顔だった。

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ちょこ - 了解です!焦らなくていいのでがんばってください!更新して公開するの楽しみに待ってます! (2021年10月13日 22時) (レス) @page40 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
ういか(プロフ) - ヤバい最高です。これからも更新がんばってください。 (2021年5月7日 16時) (レス) id: ca947d62d4 (このIDを非表示/違反報告)
めろん(プロフ) - ふゆな@志麻リスさん» ありがとうございます( ; ; )感動を与えることができてわたしも嬉しいです、、!!頑張ります!ありがとうございます! (2019年12月21日 2時) (レス) id: 489fc326e0 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな@志麻リス - なぜか泣いてしまいました!更新頑張ってください! (2019年12月20日 23時) (レス) id: 8bd4e2541a (このIDを非表示/違反報告)
グレン - 更新ありがとうございます!これからも頑張って下さい!応援してます!!!!!! (2018年10月20日 15時) (レス) id: 6ba2a539d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めろん | 作成日時:2018年8月6日 13時

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