海原は続いていく、どこまでも。【usss】

ページ9 ページ13

みんなでご飯を美味しく食べた後、うらたは仕事があると言って自分の部屋に戻り、坂田はお風呂に行くと言ってお風呂場へ行った。

センラに手伝えることはないかと聞いたら洗い物をしてくれると助かると言ったから洗い物をしようとしたとき、志麻がニコニコしながらこっちに向かってきた。

すごく嫌な予感がして逃げようとしたが食器を落としそうになったのでやめた。


「Aさーん。」

『な、なんでしょう志麻さん…』

「俺が付けた跡、なんか濃くなってへん？」

『…………気のせいだとおもいま』

「あ"？」


ニコニコしていたところから一気に真顔になるほど怖い人間の表情はないと思う。


「お前、うらたさんに付けられたろ。」

『な、なんでしって』

「一緒にきてうらたさんがニヤニヤしてお前が俺と目ぇ合わせない時点で可笑しいんだよ。」


ノンブレスで言われてひっと情けない声がでる。


「……まぁいいや。あとでもっかい付け直そ。」

『いやいやいやいや、それはこま』


る、と最後まで言えず、志麻はキッチンを出ていった。

…………はぁぁぁああ…あの馬鹿船長のせいでまた私の身が危なくなる……


そんな長い溜息をつきながらセンラに任せられた洗い物を進めていった。


━━━━━━━━━━━━━━

いや、あの、ほんとに……

お気に入りが120人突破してて嬉しいです…

嬉しいことに更新頑張ってくださいのコメントもいただきました…(´；ω；｀)

本当にありがとうございます…(´；ω；｀)

ページ10→←ページ8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す