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まお「この後どうする?」

友達1「カラオケじゃない?やっぱ」



私達は仲が良かった8人でカラオケに行くことにした。
さきは片付けがあるから後から合流らしい。
アサヒと会えなかったなあ、そう少し残念に思いながら私は会場を後にした。


まお「じゃあコンビニで酒とかお菓子とか買っていこ」

友達2「そうしよ」



酒が足りないだのお菓子をもっと買えだの騒ぎながらやっとの思いでカラオケに入った私は、インスタのストーリーに同窓会で撮った写真とさっきカラオケで皆で撮った写真を上げた。



すると数分後、


アサヒどこ?



ストーリーにアサヒから返信が来た。
嬉しくなってすぐにまおに見せた。まおは「早く返せ」と小声で言い、私はすぐにカラオケの名前のみ送った。



しかしアサヒもアサヒで楽しんでいるのか返事が帰ってこないまま2時間が経ち、時刻は23時を回った。
私は少し拗ねたけど、私も私で楽しむことにしてお酒を飲みながら歌った。
一人で歌ったり隣りに座っていた男子とデュエットしたり、それなりに楽しんでいた。


そして24時を過ぎた頃、


アサヒ会お



アサヒからたった二文字が送られてきた。
それを見た私はアサヒとの関係を何も知らない同級生がいることなんか気にせず準備を始めた。
かなり酔っていた。


まおはすぐに察し「頑張ってこい」とだけ言った。



A今どこ?

アサヒ向かってる

A着いたら言って

アサヒ着いた

A行く


私達はお互いがお互いに飢えているかのようなやり取りをした。

カラオケの部屋を出た。

エレベーターに乗り一階に着いた。

外に出て姿を探した。


そしてスーツ姿のアサヒを見つけた。


同窓会終わりの同級生達がいることなんてお構いなしに私はアサヒに抱きつき、アサヒもそれに応えるように私を抱きしめた。


冬の寒さなんか何も感じなかった。

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設定タグ:treasure , アサヒ , ハルト   
作品ジャンル:恋愛
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cooky(プロフ) - とてもおもしろいです!続き楽しみにしております! (2022年4月15日 23時) (レス) @page23 id: 55ebdcbd41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひくん | 作成日時:2022年3月7日 0時

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