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昨日起こったことを思い返してはアサヒと付き合いたいという気持ちが膨らむ。
同棲しているからといって絶対に別れられないことはないし、アサヒは「別れられない」とは言っていたけどそんなの私の頑張り次第で覆るかもしれないし。

こんな風に思っていた私は、本当にアサヒが好きだったんだと思う。どうにかして私が頑張る理由を探し、それを正当化しようとしていた。


でも私は同時にアサヒの浮気相手にもなった。彼女がいる男とキスをして「別れて」と迫った自分を冷静に思い返すとかなりヤバい奴だ。

帰りながら友達にも、「彼女がいるのに他の女とそういうことできるんだって思ったら、もし自分が付き合えたとしてもずっと不安になるよ?」と言われハッとした。


確かにそうだった。自分がアサヒを好きだからキスに喜んでいたけど、客観視するとアサヒは「浮気を普通にする男」だった。


普通にここで「やっぱりこんなことやめよう」って思うじゃん。でも私は本当に馬鹿だった。


こういうことを一通り考えた上でやっぱり私は、アサヒのことが好きだった。



昨日、ネカフェから帰るアサヒは私に、「明後日と明々後日スダバでバイトしてるから来てよ」こう言った。だから私はまおに「明後日スダバ行こう」って連絡した。良い鴨だよね?分かってるけど「来て」って言われたのが嬉しくて、ほら、私ってアサヒの事好きじゃん。

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設定タグ:treasure , アサヒ , ハルト   
作品ジャンル:恋愛
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cooky(プロフ) - とてもおもしろいです!続き楽しみにしております! (2022年4月15日 23時) (レス) @page23 id: 55ebdcbd41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひくん | 作成日時:2022年3月7日 0時

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