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その後も言いたいことを言い切って、聞きたいことも聞いて話を終わらせた。
アサヒからの「また連絡する、お互い頑張ろうな」という呑気なメッセージに【いいね】を押してスマホの電源を切った。
その瞬間今まで出てくる気配のなかった涙が溢れてきた。
だけど、このときはこの涙が私の中のアサヒへの想いを全部出してくれるような気がした。
泣いて泣いて、次の日の大学は休んで自分を甘やかし、その次の日にはかなり吹っ切れていた。
友達にも報告し、「やっぱりね」と言われたが変に慰めない友達たちを大切にしようと思った。
三日後には完全にいつもの私に戻っていた。
その時スマホに一通の通知。
アサヒと決別した夜にやけくそになって登録したマッチングアプリからだった。
ここからまた一波あるなんてこのときの私は知らなかった。
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cooky(プロフ) - とてもおもしろいです!続き楽しみにしております! (2022年4月15日 23時) (レス) @page23 id: 55ebdcbd41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひくん | 作成日時:2022年3月7日 0時