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-16-by咲鈴 ページ17
「何か、悪いことしたね...ごめん。」
「い、いや、平気ですよ。たかが過去のことですし...」
「過去に何があったの...?」
彩織ちゃんが呟いた。
俺だって気になるが過去に何があっても言わないだろう。
「秘密ですかね...」
「まぁ、俺にもヤバイ過去あるから平気。」
「多分、僕は話すと長くなるし侍女長からも言うなと止められてるので...」
「「「「そこまで厳重なの⁉」」」」
「え、そうですけど...」
かえって凄い。
過去ってそこまで...三英雄に言うなと言われるほど...
「でもさ、王女とアレンって似てるよね〜」
「それわかるわー髪の色とか顔の輪郭とか。」
「もしかしてアレンと王女って兄弟?」
「いや、世界には似たような人が3人はいますよ。」
実際にそうだったら凄いと思う。
まぁ、俺らに似ようとするファンだっているんだからね...
「あ、おやつの当番だ...それでは王女のおやつを作りに行くのでそれでは...」
「「「「うん。」」」」
そういってアレンは去ってった。
「ねぇねぇ...さっきのアレンの言ってたことって嘘っぽくない?」
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作者名：中島 咲鈴. x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年7月28日 16時
