転校生はクールな少女(学園アリス) (ページ5)

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　１話　アリス学園ページ5

私、星吹結香・藤咲姫香・鮎川ひなた・池内葵・瀬戸咲夜・姫倉奏多の６人は、アリス学園の目の前に来ている。

なぜ私達が此処にいるかというと、一週間前に私達のアリスが学園側にバレて
しまったからである。

そして理由はもう一つ、奈々がこのアリス学園のどこかに閉じ込められているという
情報を得たから。

アリス学園の目の前に私達６人は、数分ほど立ち尽くしていた。
すると、アリス学園の中から見るからに怪しい金髪の男が出てきて、私達に近づいて来た。

そして、金髪の怪しい男は私達に話しかけてきた。

鳴海「君達が今日からアリス学園に通う転校生達？僕はアリス学園の教師の鳴海・L・杏樹
　だよ」

アリス学園の教師って言わなかったか。この怪しい金髪男。
それにこいつオカマっぽい口調してるし。本当に此処の教師なわけ？
姫香達もおそらく私と同じことを思っただろう。ひなた(天然)以外、顔が少し引きつっている。

結香「確かに私達は今日からアリス学園に通う転校生だけど、私はあんたが教師に見えないんだけど。まぁ、別にどうでもいいけど」

鳴海「ひどいなぁ。僕はちゃんとアリス学園の教師だよ。」

結香「納得はいかないけど、あんたがアリス学園の教師だって言うんなら、早くアリス学園に入れてくれない？」

鳴海「そうだね。君達は手続きがもう済んであるから、このまま初等部Ｂ組へ行こうか。僕の後ろに着いて来てね」

そう言って鳴海は初等部Ｂ組へと歩き出した。私は着いて行きたくはないが、仕方なく着いて行く。姫香達も鳴海に言われた通りに着いて行く。