Season.18 ページ17
「けど？」
至さんがじっと興味深そうに私の方を見ながらそう聞き返す。
「は、恥ずかしいじゃないですか。皆に隠そうとしてたわけではないんですけど、なんとなく…」
「へえ。監督さんも意外と女の子だったんだ」
「意外と、ってなんですか！からかわないで下さいよ！」
「はは、ごめんごめん。幸せだね監督さんは。あんなに猛烈に愛してくれる人なかなかいないと思うよ」
「…それは私もそう思います。真澄くんはいつも言い方がストレートなので…って恥ずかしいですね！こんなの自分で言うなんて…！」
「実はさ、もうすぐ真澄の誕生日だから何か買ってあげようと思うんだけど、彼女の監督さんから見て真澄が喜びそうなものって何？」
「うーん、実はそれ、私も迷ってるんですよね。真澄くんってあまり欲がなさそうだし…」
「いやいや、なんで監督さんは迷ってんの。」
顔の前で「ナイナイ」とでも言うように至さんは片手を振って苦笑いしていた。
私の頭にははてなが浮かぶ。
「どういうことですか？」
「真澄のほしいものなんて、監督さんしかないでしょ。プレゼントは、私 っていうベタなやつ一択かと。」
「え…？」
かぁあっと顔が赤くなっていくのを感じる。
「そっ…そんなことしませんよ何言ってるんですか！？///」
「えー逆にそれを考えてなかったのが意外なんだけど。まぁ、監督さんらしいっちゃらしいか。」
「どういうことですか！第一そんなのプレゼントって言いませんよ。ちゃんと私も物を買います」
「ふーん、真澄は絶対に、どんなプレゼントをもらうよりも監督さんもらうほうが嬉しいと思うけどな。
じゃ、俺そろそろ行くわ。お互いプレゼント選び頑張ろ」
「あ、ちょっと至さん！！」
言いたい放題言われて、さっさと行ってしまった。
…でも確かに、私がプレゼントって言ったら真澄くん喜ぶんだろうな…自分で言うのも何だけども。
でも真澄くんにもこの間、そういうことは真澄くんが大人になるまでしませんって言ったし…
もっとちゃんと考えよう…後でほしいもの真澄くんに聞いてみよっと。
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！シ .(プロフ) - 私も真澄が大好きで大好きで夢小説探ってたんですけどしっくりくるのが無くて。でもこの小説はみんなしっくりきて面白くてスラスラと読めて、最高です∴....！大好きで！！！更新楽しみにしています！ (2018年2月11日 1時) (
レス) id: c63ed2c4ca (このIDを非表示/違反報告)
あさ松 - 毎日楽しみに待っています！ 今回もイチャイチャしてて凄くニヤニヤしながら読んでました(笑) いろいろ忙しいと思いますが、 頑張って下さい！！ 私は毎日応援してます！ (2017年11月18日 22時) (レス) id: 31f0c4d41a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりん | 作成日時：2017年11月10日 22時
