Season.1 ページ1
〜〜ちょびっとあらすじ。〜〜
喧嘩をして、仲直りできた真澄と監督。
これでひとまず一件落着…かと思いきや、昨日の激しい雨が原因で真澄が熱を出してしまって……？
ーーーーー
「真澄くーん…入るよー」
真澄くんと綴くんの部屋の前まで行き、声をかけて中に入ると、真澄くんが、ベッドで寝ているかと思ったら途中で力尽きたかのようにソファにもたれかかっていた。
「ちょ、真澄くん！！何やってるのそこで！」
「……はぁ……監…督……」
真澄くんは息を荒くして、ぼーっと焦点の合わない目で私の方を見ている。
ダメだ、動けなさそう。
「とりあえずこれ、ご飯と…体温計持って来たから、脇に挟んで？」
「ん……」
「その服ボタンないね…襟のところから自分で入れられる？」
「……わかった」
体温計を受け取って、真澄くんは素直に熱を測る。
ピピッ
「何度だった？」
「………39.2…」
「えっ！？そんなに！？」
やっぱり学校行かせなくて正解だった。
「食欲はある？」
「……監督の…作ったものなら…なんでも……」
真澄くんは重たそうに体を起こして箸を持つ。でも呼吸が荒くてなんか見てるこっちが心配になってきた。
「待って待って！その気持ちは嬉しいけど、無理して食べないで！！」
「やだ…せっかく…監督が…作って…」
「今じゃなくても、後でまたご飯作ってあげるから！！」
「………本当？」
「っ……！！////」
いつもとは違う、まるで駄々をこねる子供のような潤んだ瞳で見つめられると、急にドキッとする。
「ほ、ほんとだよ。だから今はベッドで寝て…って真澄くん！？話聞いてた！？」
ふたたび真澄くんはだるそうにソファにもたれかかる。
「…後で自分で行く。……少しここで、休んでから…」
「そんなにつらいの？病院行ったほうがいいかな…」
「いい。昔から……こういう時は寝てたら自然と治る…から…
一人にして…」
「……」
真澄くんの家庭は両親が海外で仕事してるから、もしかしたら小さい頃から熱を出しても、一人でいることが多かったのかな…
だったらなおさら、放っておけない。
「やっぱり、ダメ。真澄くんが動けないなら私が運ぶ」
「…は、ちょっと待って、あんた何する気…」
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！シ .(プロフ) - 私も真澄が大好きで大好きで夢小説探ってたんですけどしっくりくるのが無くて。でもこの小説はみんなしっくりきて面白くてスラスラと読めて、最高です∴....！大好きで！！！更新楽しみにしています！ (2018年2月11日 1時) (
レス) id: c63ed2c4ca (このIDを非表示/違反報告)
あさ松 - 毎日楽しみに待っています！ 今回もイチャイチャしてて凄くニヤニヤしながら読んでました(笑) いろいろ忙しいと思いますが、 頑張って下さい！！ 私は毎日応援してます！ (2017年11月18日 22時) (レス) id: 31f0c4d41a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりん | 作成日時：2017年11月10日 22時
