妖怪の村、ありがとうbyイチゴネコ ページ14
これは、妖怪の村に迷い混んでしまった１人の男性のお話。
男は小説家だった。と言っても、とても小さく人気もない無名の作家だ。
だが彼の書く文章は力強く丁寧、だけどどこか優しかった。そんな彼の小説を密かに応援する人もいた。
ある日、男は散歩をしていると、不気味なところへ迷い混んでしまった。
───妖怪の村である。
男は妖怪の村のことは一切知らず、適当に歩いていれば戻れるだろ、と思ってた。
だが、結局ついたのは、大きな家。一見普通の家なのだが、どこか不気味な雰囲気がした。
「な、何なんだここは。」
男は怖くなり、元に来た道に戻ろうとした、が後ろを振り向くと、さっきまであったはずの石の道は消えていた。
イア「･･････お兄さん、だあれ?」
いつの間にか後ろに人がいた。女の子だ。銀髪の髪色で、浴衣を着ている。
･･････今の時代に、着物?
おかしい。おかしすぎる。まさか、ここは本当に普通の場所ではないのか？
ネオ「イアン、また人が来たの？」
ぽて「うそ〜!あ、今回は大人の男の人なんだね」
人が来た?ってことは───この子たちは人ではないのか？
ゾンビ?
エイリアン?
動物と人間のハーフ?
───妖怪?
「君たち、ここはどこなんだい?」
イア「ここ?ここはねぇ、妖怪の村、だよ」
ああやっぱり。本当にあるんだな、そういうのは。
ベル「お兄さん。怖がらないの?」
「うん、もちろんだよ。だって君たちは僕に危害を加えないんだろ？」
ハル「はい」
「なら、大丈夫だよ」
男は微笑んで言った。彼は大学でミステリー現象研究部に入っていたため、むしろそういうのが
好きなのである。
妖怪たちは、男とたくさん遊んだ後、彼を家に返してあげた。
────10年後、社会では、その男が書いた本が大ブームになっていた。
リアルな文章表現、個性豊かな登場人物。そしておもしろい内容。
その本の題名は、「不思議な妖怪の村」。
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三月 - 縁儺さん» う〜ん、一応ネッ友になったら入っていいんだけど… (2022年4月29日 1時) (
レス) @page41 id: 355318ffdd (このIDを非表示/違反報告)
縁儺 - あの…私も入っていいですか？(妖怪やらオカルト系が好きなんで…無理でしたらいいです) (2022年4月23日 19時) (レス) id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
三月 - 拍崎狐拍さん» いいよ！ (2022年4月16日 20時) (レス) id: 43d8360e57 (このIDを非表示/違反報告)
拍崎狐拍(プロフ) - おはこんばんは！参加していいですか？（遅いけど…） (2022年4月16日 12時) (レス) @page40 id: b71dc75931 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀。(プロフ) - わかりましたー！ (2022年3月21日 15時) (レス) id: 0b0b8f154b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラム猫。 x他6人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen/tools/items.php#
作成日時：2022年3月5日 22時
