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45、朝から ページ45

【コネシマ】

rb「おい、起きろ」

kn「…何やねん、朝から…」


目を薄く開けると、そこに相変わらず小さいロボロを捉えた。

朝からコイツの顔見んといけんのかよ…

rb「何考えとるか大体分かってんねんぞ。」

しかし、その隣には、じっとこちらを見ているAの姿もあった。

『おはよう、お兄ちゃん』

kn「何や、起きとったんか。ん、おはよ。」

起き上がって優しく頭を撫でてやると、嬉しそうに笑った。


rb「…朝から仲ええな、お前ら。」

kn「良いから要件言えや。無理やり起こしたってことは、それ相応の理由があるんやろうな?」

rb「無かったらお前の部屋に来んわ。」

呆れたような顔を見せるロボロには、生意気さが感じられた。
自分と少し似ているかもしれないと思ったのは、口が裂けても言えない。

rb「ぺいんと兄さんがお前を呼んどる。」

kn「……」



kn「はぁー……ん、分かったわ。すぐ準備する。」

『ロボロ、Aもついて行っていいの?』

rb「おん、勿論やで!」

まあ、ダメと言われても一緒に行くつもりだったが。


ut「おはよー!二人とも!!」バンッ

zm「朝の挨拶に来たでーー!!」

kn「…っるっさ。もうちょい静かに入れや…」

勢いよく扉が開いたと思った瞬間、鬱先生とゾムが入ってきた。

『鬱お兄ちゃん!!』

ut「おお…Aちゃん、おはよう!」

『うん、おはよ!』

大先生は飛びついてきたAを受け止め、頭を撫でた。

zm「シッマもおはよっ!」

kn「……ん、おはよう…って、こっち来んなっ!!」

zm「えぇ…何で?別にええやん。」

引っ付いてくるゾムを引き剥がそうとするが、上手く離れない。

rb「……ゾム、お前そんな奴やったけ?」

ut「シッマ、めっちゃ気に入られとるやんw」

kn「俺的には迷惑なんやけど。」

zm「命の恩人にそんな態度でええんか?ん?」

kn「は、?別に助けを求めた覚えは無いわ。」

しかもお前のせいで地味に足に負担が掛かってんねんぞ。分かってんのか?

『お兄ちゃん、お友達増えたね!』

kn「……」


kn「……そうやな。」

嬉しそうに笑うAを見て、俺は否定することを辞めた。

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ラム猫。(プロフ) - 無能のえび?■さん» ありがとうございます〜!続編も予定してますので、これからもよろしくお願いします! (2022年7月2日 22時) (レス) id: c5599bddd6 (このIDを非表示/違反報告)
無能のえび?■(プロフ) - めちゃくちゃこういう話好きです(唐突な告白)応援してます!! (2022年7月2日 21時) (レス) id: 1a63966cd0 (このIDを非表示/違反報告)
ラム猫。(プロフ) - 翔星さん» コメント、ありがとうございます!これからも頑張ります!提案とは何でしょうか? (2022年2月23日 17時) (レス) id: d966995688 (このIDを非表示/違反報告)
翔星 - わぁ、すごく良い小説ですね! …提案なんですけど、っていうのはどうでしょうか? これからもがんばってください! (2022年2月23日 17時) (レス) id: 0bc9a44903 (このIDを非表示/違反報告)
ラム猫。(プロフ) - 猫さん» 盛りだくさんの誉め言葉、ありがとうございます!!これからも更新頑張っていきますので、もっと心臓に矢を刺される覚悟をしてください!! (2022年2月18日 16時) (レス) id: 7f9f611098 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラム猫。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aoiwrwrd4/  
作成日時:2022年1月23日 21時

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