No,38 ページ39
ut「……」
gr「呪縛か」
ut「呪縛……はは、そうやね」
Aが眠っている病室に、二人の声が響く。
ut「離れられんよ、俺が選んだこの世でたった一人の女の子やで？」
gr「まさに呪いだな」
ut「そうなのかもね」
あれから一週間も目を覚ましていないAは、
永久に危険な状態を保っている。
しんぺい神に連絡はしたものの、かなり遠くへ出回っているようで、
すぐには帰れない、とのことだった。
gr「あの爆弾は内部の背教者によって仕掛けられたものだった。」
ut「……」
gr「Aとロボロを消す為のものだったらしい。」
ut「…処罰は？」
gr「勿論、死刑だ」
トントンによって捕らえられた裏切者は、拷問を受けた後に儚く散っていったらしい。
ut「Aちゃん、頑張っとった。」
ut「役に立てるようにって特訓して、自らショッピに打ち合わせに行ったりして…」
gr「…あぁ」
ut「そんなAちゃんばっかり、何でこんな不幸ばっかり訪れるん？」
gr「……俺が部隊を移動させたことにも責任がある。」
ut「グルちゃんは悪くないで、悪いのは…」
ut「こんな時でも妹に会いに来ないバカ兄貴や」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
【ロボロ】
俺は、何をして来たんやろ？
Aを守るんやなかったんか。
何だ、この状況は。
rb「どうしたらええねん……」
？「会いに行けよ」
顔を上げれば、そこにはシャオロンとコネシマが立っていた。
rb「…何や、お前ら」
sh「お前に一発言わなアカンことがある」
rb「……！？…ｯ」
シャオロンは、俺の胸ぐらを掴むと、壁に押し付けた。
sh「それでも兄か！！Aがどんな思いで過ごしてきたか分かってんのか！！！」
rb「はぁ、？急に何y(((sh「Aはお前のせいで毎日苦しんどった！！」
sh「お前に嫌われてるって、必要とされてないって嘆いてたわ！！」
sh「だから努力してまた振り向いてもらおうって頑張ってたんに、お前は……！」
rb「さっきから何言って…」
kn「まだ分からんか」
シャオロンの隣から冷たい目線が向けられる。
kn「お前がやってきた行いは、Aにとって逆効果やったんや。」
rb「！？そんなわけ…！」
kn「お前が引きこもっているせいで、Aは避けられていると感じていた。」
kn「しかもそれを俺らに隠すようにしてな。」
嘘だ……………そんなん…………
rb「俺は、どうしたら………」
kn「悔やんでる暇があったら行け、ロボロ」
sh「時間は一秒たりとも待ってくれへんぞ」
俺は、…………
Aに会いに行かな。
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ラム猫。(プロフ) - 若草翠さん» 感動して頂くことが出来たなら幸いです！続編も頑張ります！！ (2022年8月16日 9時) (
レス) id: 61a23506cb (このIDを非表示/違反報告)
ラム猫。(プロフ) - 森の民さん» 神小説だなんて、ありがとうございます！！続編もぜひお楽しみ下さい！！ (2022年8月16日 9時) (レス) id: 61a23506cb (このIDを非表示/違反報告)
若草翠(プロフ) - 夢小説で感動したの久しぶりだ､､､､神作でした！続編に期待！！ (2022年8月16日 3時) (レス) @page47 id: 5048ac8e22 (このIDを非表示/違反報告)
森の民(プロフ) - ああ神小説だった…続編だ！これからも主さんの小説見れて幸せです… (2022年8月15日 21時) (レス) @page47 id: 6c1a629d1f (このIDを非表示/違反報告)
ラム猫。(プロフ) - ne01ne15さん» あ、ありがとうございます！( ≧∀≦)ノ気に入ってもらえて良かったです！！ (2022年8月14日 11時) (レス) id: c21c389f7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラム猫。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aoiwrwrd4/
作成日時：2022年5月14日 19時
