3、失えない ページ4
【コネシマ】
＿＿＿朝だ。
俺は体を起こして軽く伸ばす。
ちらっと隣を見れば、Aはまだ眠っていた。
『…くぅー…zz』
kn「…疲れてるんやな」
あんな中途半端な時間に起きたのだ。
眠っていてもおかしくない。
kn「今日はゆっくり休ませとくか…」
少しずれている布団をAに掛け直してやる。
コンコンコンｯ
ut「シッマ〜起きとる〜？」
kn「ああ」
俺が扉に向かって返事をすると、大先生が入ってきた。
ut「おはよ〜……って、Aちゃんまだ寝とったんや。」
kn「せや、ちょっと寝不足やねん」
ut「何かあったん？」
kn「夜、目が覚めてもうてな。いろいろあったんや。」
ut「…いろいろって？」
何か重大なことでも起きたのではないかと心配になったのか、
大先生は表情を固くして聞いてくる。
kn「そんな大したことじゃないから安心しろ。」
kn「変な音が聞こえるって言って、起きてしまっただけや。」
「正体も分かったしな」と付け足す。
ut「あ、何や良かったぁ…てっきり何かやばいことあったんかと…」
kn「それやったら俺がもっと焦っとるわ。」
ut「せやなw」
いつものようにへらっと笑う大先生。
ut「朝食どないする？今食べて来るなら、俺がAちゃん見とくけど…」
kn「…頼めるか？」
ut「全然平気！」
kn「じゃあ頼むわ」
ut「あいよ〜」
相棒にAを任せて、俺は部屋を出た。
相棒だから頼めること。
これが別の奴だったら、状況は変わっていただろう。
俺にとって、Aは失えない家族なんやから。
＿＿＿＿＿＿＿
sn「あ！おはようございます！！」
kn「…おはようございます」
sn「！」
俺が挨拶を返すと、しにがみは嬉しそうに笑顔を作った。
…そんな喜ぶか？
rb「お前が挨拶返すなんて珍しいからやろ。」
俺の心を読んだかのように突っ込むのは、ロボロ。
目を細めてこっちを見ながら、パンを口に含んでいる。
kn「あ？何が珍しいねん」
rb「お前の性格がそうやからやろが。」
kn「なに人の性格が悪いみたいに言っとんねん。」
rb「実際そうやろ、事実やろがい。」
kn「仕方ないやろ、周りが俺をそうさせたんやから。」
rb「……」
数秒の睨み合い。
しばらくすれば、ロボロの方が先に引き、俺を無視して黙々とパンの続きを食べ始めた。
zm「お前らホンマ、仲ええなぁ…」
kn「目、腐っとんのか」
どこをどう見て仲良いと判断するんや。
こっちは朝から気悪いわ。
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ラム猫。(プロフ) - ミツキさん» ありがとうございます！！お待たせしました！完結まで頑張ります！！ (2022年8月24日 9時) (
レス) id: 61a23506cb (このIDを非表示/違反報告)
ミツキ(プロフ) - 再開 嬉しすぎます ありがとうございます 引き続き頑張ってください、いつでも応援してます。 (2022年8月24日 1時) (レス) @page6 id: b1046c2187 (このIDを非表示/違反報告)
ラム猫。(プロフ) - ミツキさん» コメントありがとうございます。すぐに復帰できるように頑張ります！！ (2022年8月9日 21時) (レス) id: 61a23506cb (このIDを非表示/違反報告)
ミツキ(プロフ) - 初コメ失礼します。とても素敵な作品だと思っていたので，中断されることを悲しく思っております。合作の方を頑張って完璧‼︎になったら戻ってきてほしいですね、頑張ってください。いつでもお待ちしております。 (2022年8月9日 20時) (レス) id: b1046c2187 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラム猫。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aoiwrwrd4/
作成日時：2022年7月7日 21時
