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久美 side




まだ目をつぶって耳を抑え、全ての情報をストップさせてるA。

だけど目からは涙が溢れちゃってて、見てるこっちも泣きそうになる。

さっきは咄嗟に手が出て良かった…

あの手がAに当たってたらって、考えただけでもゾッとする。






:






加藤 「A、きくちゃんが守ってくれたからね、もう大丈夫だよ」


A 「っ……!やだっ、触んないでっ!」


加藤 「え…?」


A 「うっ、はぁ…っ、はぁ、」


「A焦っちゃだめ…!私と一緒にゆっくり呼吸しようね〜」


A 「は、っ…ふ……ひっ…」


「落ち着いて、ゆっくり息吐いてごらん〜」




としちゃんがAを抱きしめてあげようとしたんだけど…

Aはパニック状態で、としちゃんの手を拒否。

そのままどんどん呼吸が早くなって、過呼吸になっちゃった。

京子はいまいち理解出来てないっぽいし、としちゃんはまだ放心状態。

私だけは、Aを守るために冷静でいなきゃ。






:






加藤 「あ、ごめん…とりあえず、マネージャーさんに電話するよ」


齊藤 「私は…そこにコンビニあるし、お水とか色々買ってくる」


「ありがとう〜。A、 私に合わせて呼吸してみて?」


A 「はぁ…っ……ふ…」


「そうそう、上手上手〜」




しばらくして、としちゃんも京子もそれぞれ動いてくれてる。

Aの呼吸もだんだん落ち着いて来たかな。

誰がどう考えてもこのまま遊べないし、マネージャーさんに送ってもらおう。

としちゃんが電話してくれてるんだけど、あとどのくらいかかるかな…

Aの負担も考えて、出来るだけ早く横にしてあげたい…






:






齊藤 「A、お水飲めそう…?

私持っててあげるから、ちょっとでもいいから飲んで欲しいな」


A 「ん…っ」


「大丈夫、ゆっくりだよ〜」




京子が買ってきてくれた水を飲ませ、念の為にビニール袋でも呼吸させる。

まだ体は震えてるけど、とりあえず呼吸は落ち着いたかな。

みんなでAを抱きしめながら、マネージャーさんの迎えを待った。

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みるく(プロフ) - いちごさん» リクエストありがとうございます!書かせて頂きます! (2022年2月4日 1時) (レス) @page47 id: 5702b376e2 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - バレンタインデーに、夢主がくみてんとかとしに手作りチョコをプレゼントする話をお願いします! (2022年2月4日 0時) (レス) id: d731266f37 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 名無し64466号さん» ありがとうございます!私もいつも励みになっています! (2022年2月3日 17時) (レス) id: 5702b376e2 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 水玉ピンクさん» こちらこそいつもリクエスト下さってありがとうございます!いつも励みになっています! (2022年2月3日 17時) (レス) id: 5702b376e2 (このIDを非表示/違反報告)
名無し64466号(プロフ) - 私も毎日のルーティンの一つになってます!これからも無理なさらず頑張ってください! (2022年2月3日 17時) (レス) @page42 id: 6b8f8226b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みるく | 作成日時:2022年1月30日 10時

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