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☆ 妹からのSOS ページ31

この生活が始まって、気付けばもう1ヶ月以上経っていた。

最初の方は楽しんでたんだけど、最近は気付いたらメンバーに会いたいって口に出すほどだった。

ほぼ毎日誰かしらとは電話してるし、顔は見てるのにね。

どうしても直接会いたいって思ってしまう。






:






A会いたい…




みんな我慢してるってことは分かってる。

だけど、何か会ったらすぐ連絡してねって言葉が頭から離れなかった。

滲む涙で上手く見れないLINEを開いて、史帆ちゃんにLINEを送った。

そうするとすぐに掛かってきた電話。






:






加藤 「Aっ…!」


「史帆ちゃん…っ…」


加藤 「すぐ家行くからね?電話切ったらだめだよ?」


「うん…」




どうやら、今から家に来てくれるらしい。

走ってくれてるのかな。

電話越しにでも息切れが聞こえる。

私は史帆ちゃんに少しでも早く会いたくて、エントランスまで行って待ってることにした。

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作者名:みるく | 作成日時:2022年1月27日 14時

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