青春の馬 3 (ページ19)

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最後にやって来たのはたい焼き屋さん。

でもただのたい焼き屋さんじゃなくて、自分たちで作れるらしい。

ここではさっきの射的で出番がなかったAなのが頑張っております。

もう上京してから1年経ったということで、一人暮らしの話で盛り上がってる。

:

田村「Aは〜？」

「え、A？」

賀喜「家とかめっちゃ綺麗そうじゃない？」

森田「確かにそんな感じするかも〜」

「え〜？ほんと〜？」

上村「いつ行っても綺麗じゃん (笑) 」

「あれは久美さんのおかげだからな…」

田村「キャプテン？」

「そうそう！定期的にお家来てくれてね、ご飯作って下さったりとか掃除してくれるんだ〜」

遠藤「すごい優しい方なんだね」

「もうほんっとに優しくてさ、この間も学校でしんどくなった時に迎えに来てくれたんだ」

上村「え、そうだったの？」

「うん、おんぶして家まで連れてってくださった」

賀喜「優しい…」

「久美さんは好きよりも尊敬が勝つ人だよね」

上村「そうだねぇ…」

私は久美さんに頼りっきりなのに、みんなは自分で頑張ってるんだなぁ…

最初は緊張してたひなのも、徐々に打ち解けられてたっぽくて良かった。

たい焼きも美味しかったし、初めての浅草も楽しかったな。

また定期的にみんなで集まりたいっ…！！