青春の馬 2

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久美 「A〜！迎えに来たぞ〜！」


渡邉 「私たち、一緒に行くしね？」


「久美さん…美穂さん…」


渡邉 「だーいじょうぶ！」


久美 「Aなら絶対登れるよ！」




もうヒット祈願は終わりだと思ってたのに、どうやらまだ続きがあったみたい。

日吉大社の鳥居から、金大巌を目指す1kmの登山が始まった。

ドラゴンボートは楽しかったとはいえ、もうほとんど体力は残っていない。

最初は先頭グループで登山してたのに、あっという間に最後尾まで来てしまった。

そんな私に手を差し伸べてくれたのはこのお2人。

久美さんは手を繋いで引っ張ってくれて、美穂さんは背中を押してくださった。






:






久美 「ほら見て！あそこがゴールだよ！」


渡邉 「もうちょっと！」


「ほんとだ…！！」


加藤 「おーい！A〜！」


「「頑張れ〜！」」




ひたすら登り続けること40分、何とかゴールすることが出来ました！

みんなの優しさにサトミツるところだったけど、それは大丈夫だった〜 (笑)

今日のヒット祈願を通して、改めて最高のグループだなって思った。






:






「Aでもちょっとは頼りになるはずです。何かあったら絶対教えてくださいね」


濱岸 「うん、ありがとうA」




このロケをもって、しばらく休業されることになったひよたんさん。

ひよたんさんは緊張することが多い私にたくさん話しかけてくださったんだ。

「タメ口でいいよ」とか「ひよたんって呼んでいいよ」って言ってくれて、距離を縮めてくれた。

どうやら私が入るずっと前から後輩が出来たら優しくするんだって言ってくださってたみたい。

だから今は、私がひよたんさんを助ける番。

今回のシングル、一緒に活動することは出来ない。

だけど待っててあげることは出来る。

ひよたんさんが戻ってこられるまで、もっともっと成長するんだもん！！

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