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久美 side
Aが突然過呼吸になって、女性のスタッフさんに裏へと連れて行かれてた。
私は何事もなかったように握手をしてたんだけど、おひさまもAを心配してくれてる。
自分たちは大丈夫だからAを優先してあげてって言ってくださった。
だからレーンを止めてもらい、Aがいる所へと走る。
私も原因は知らないんだよね。何か嫌なこととか、言われちゃったのかな…
:
「Aっ……！」
A 「っ、は、ぁっ、はっ、はぁ…っ」
「大丈夫大丈夫、ゆっくりね〜」
10分くらい前に捌けて行ったAだけど、未だ落ち着いていない呼吸。
そういえば過呼吸って、Aくらいの年齢の子はなりやすいんだっけ。
あんまりなりすぎると癖になっちゃうから、早く落ち着かせたい…
スタッフさんと一緒に背中を摩って、Aの呼吸を促していく。
:
A 「ふー、っはぁ、んっ…」
「もう大丈夫だよ…っ…」
まだ若干荒いけど、とりあえず落ち着いたかな。
Aの苦しんでる姿をもう見たくなくて、気付けば抱きしめてしまっていた。
私の背中に回されたAの手は、信じられないくらい震えてて…
こんな状態でもう握手は出来ないし、スタッフさんには欠席という連絡を入れてもらった。
このままここにいてもあれだし、まずはAを部屋に運ぶことに。
中2とは思えないほど軽いAを抱き上げて、そのまま部屋へと向かった。
:
「何があったのか、教えてくれない…？」
A 「いじめて来た人が来て…」
「え…？」
部屋につき、Aを抱っこしたままソファーに座った。
原因を聞くと、自分でもびっくりするくらい低い声が出て…
全く合わないAの目の焦点が、どれだけ怖かったかを物語ってる。
なんでいつもこの子ばっかり、こんなに傷つかないといけないんだろう。
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新田 - 小坂さんに看病してもらうの入れれたら入れてほしいです。 無理だったらいいです。 (2022年5月16日 16時) (
レス) id: 9c0ba7a296 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - mireさん» こちらこそありがとうございます！書き直し終わると続きを書く予定なので、定期的に出すようにしますね！ (2022年5月9日 9時) (レス) id: 5702b376e2 (このIDを非表示/違反報告)
mire - 毎日更新ありがとうございます！美玲ちゃん推しなので時々出して貰えると嬉しいです、よろしくお願いします！ (2022年5月9日 0時) (レス) id: ff337c416a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく | 作成日時：2022年1月26日 13時
