青春の馬 7

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齊藤 side




A 「やっぱりハーゲンダッツが1番好き〜」


「ほんと美味しそうに食べるね (笑) 」


A 「だって美味しいんですもん〜！

この子は、めっちゃ甘いのに嫌にならない甘さですよね〜」


「そうなの？」


A 「うんっ…！」


「そっか (笑) 」




小さな口を一生懸命に開いて、美味しそうにアイスを食べてるA。

30分もカフェ探しに付き合ってくれたから、ハーゲンダッツは私からのご馳走です。

私が誘ったわけだし、どうせカフェでも奢るつもりだったんだけどね。

この子はほんと奢りがいがあるな… (笑)






:






「じゃあ、私はそろそろ帰るね〜」


A 「外めっちゃ暗いですよ？

こんな時間に、こんなに綺麗な方が1人で歩いてたら…」


「お父さんに迎えに来てもらうから大丈夫だよ (笑) 」


A 「なら良かったです〜！」


「私もさすがに怖くて歩けないわ (笑) 」




時間を忘れて話してたら、時計はもう11時を指していた。

Aもだいぶ疲れてそうだから、私は家に帰ることに。

すると私が1人で帰るとでも思ったのか、謎にAがすごい心配して来た… (笑)

しかも玄関までで大丈夫って言うのに、わざわざエントランスまで送ってくれたし。

また次はカフェもリベンジしようね (笑)

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