青春の馬 番外編 2

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A side




加藤 「ねーA！何かピアノ弾いてよ！」


「何がいい…？」


加藤 「何が弾ける？」


「言ってくれれば何でも〜！でもAが知ってる曲でね (笑) 」


加藤 「ジョイラは？行ける？」


「行ける〜！」


加藤 「じゃあとしちゃんもセッションするよ」


「あ、ありがとう〜 (笑) 」




マネージャーさんたちに十分に叱られ、続いては学校での撮影です。

私といえばピアノと言ってくれる人も多くて、私は音楽室で撮ってもらう。

偶然史帆ちゃんとも同じ場所だったみたい。

撮影が始まるまでの間は、史帆ちゃんのリクエストでピアノを弾くことに。

久しぶりに触ったけど、やっぱりピアノ好きだなぁ…

史帆ちゃんも途中でセッション？ (笑) をやめて、ずっと聞き入ってくれてた。

こんなに集中して聞いてくれたら、こっちだってもっと弾きたくなるよね (笑)

男友達だからもそのままのノリで弾きました〜！！






:






加藤 「A！ししのかわいい姿見ててね！」


「そんなこと言われなくてもちゃんと見るよ〜 (笑) 」


加藤 「えー！そんなの言ってくれるのAだけ！好き！」


「だってAの憧れだもん〜 (笑) 」




まずは史帆ちゃんのシーンを撮ってから、私という順番。

こんな近くで憧れの人が踊ってるなんて、そうそうないこと。

3年前の自分、見てるか？

私もいつか、史帆ちゃんみたいになるんだから！！

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