青春の馬

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加藤 side




今挨拶に来てくれてる3期ちゃん。

何歳の子が何人入ってるか聞いてなかったんだけど…

まだ幼い赤ちゃんみたいな中学生2人にするドッキリじゃなかったね (笑)

だからこそ、としちゃんは2人をいーっぱい可愛がっちゃいますよ〜！

ひなのとは結構話せたし、今からAちゃんのところに向かおうかな。

山本Aちゃん、めっちゃちっちゃくて可愛すぎる…

さっき目が合ったんだけど、すぐ逸らされちゃったんだよね。

でもSHOWROOM審査で推しメンって言ってくれてたし、まあ嫌われてることはないでしょう。

早く仲良くなりたいな〜って思いながら、芽実と話すAちゃんの所へと向かった。






:






「Aちゃん〜っ！」


A 「あ、んーと、えーっと…」


「ふふっ、緊張してる？大丈夫よ〜 (撫) 」


A 「んっ…」


「あぁ〜、泣かないでぇ…」




少し屈んで緊張してるっぽいAちゃんの頭を撫でてあげた。

そうするとAちゃんのくりっくりな大きいお目目から涙が溢れてきちゃった。

きくちゃんにティッシュを貰い、Aちゃんの涙を優しく拭いてあげる。

今初めて会ったけど、なんかもう母性本能が… (笑)






:






「飴舐める？なんか大阪のおばちゃんみたいだけど (笑) 」


A 「え…」


「としちゃんはAちゃんと仲良くなりたいんだよ〜 (笑)

推しメンって言ってくれてたでしょ？そんなAちゃんにプレゼント！」


A 「ありがとうございます…？」


「うんっ！としちゃんも食べよーっと！これが正解か分かんないけどね (笑) 」


A 「実は加藤さんのこと見て、ひらがな入りたいって思ったんです…」


「やーっぱり！としちゃん嬉しいよ〜！」


A 「だから嬉しくて… ごめんなさい…」


「なんで謝るの〜！じゃあ今日からとしちゃんって呼んでよ！としちゃんもAって呼ぶからっ！」


A 「えぇ… それは無理ですよ…」


「えー！ならせめて史帆さん！ほら！」


A 「んー、史帆さん…」


「わぁぁ！！可愛い〜っ！！」




たまたまポケットに入ってた飴をAに食べさすと、すぐ泣き止んでくれた (笑)

泣き止んでくれたところで、気になった加藤さん呼びを直させる。

としちゃんはAのお姉ちゃんみたいな存在になりたいからねっ！

やっと史帆さんって呼んでくれたAの頭を再び撫でてあげると、今度は可愛い笑顔を見せてくれた。

これから一緒に頑張ろうね〜！

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