prognostic girl【アンナチュラル 】

prognostic 17 ページ18

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系「あぁ、これか」

ミ「私、あの下からいってます」



2人はAの字で書かれたリストを見ながら、
100円ショップで買い物をしていた。



ミ「コーヒーフィルターとドリッパーって、」


系「基本何もない」



ミ「エプロンって必要ですかね」

系「エプロン？エプロンいるか？」


ミ「いらない…いや、一応買っときます。
これって2個ずつとか買った方がいいですかね？」



問いに対する答えがない。

コミュニケーション！と思いながら、
ミコトは買い物を続ける。



ミ「マドラーないですね。…ポリ袋」

系「ポリ袋…」


ミ「ブルーシートってこれで足りますか？」

系「2畳？2畳か」


ミ「…ホントにこれで
プランクトンの検出できるんですよね？」


系「あぁ。まぁ、理論上はな」



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買い物を終え、2人で中堂の家に向かう。



ミ「お邪魔します」



小声で言って部屋に入るが…
そこには何もなかった。



ミ「中堂さん、ここに越したのいつですか？」


系「あぁ…、UDIに来た時だから1年前か」

ミ「人が住んでる部屋に見えませんね」



ミコトの辛辣な言葉を無視して、
買い物袋から物を取り出していた中堂だったが、
ある事に気づく。



系「肝心の物が足りない！」



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