mysterious 21 ページ22
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日が暮れようとする時間。
秋彦が見つけた事故現場に
三澄班、秋彦、Aの5人がいた。
写真を撮り、長さを測る。
それらを、Aは綺麗に記録していた。
ミ「オレンジ、水色、黄色、黄緑、白」
ミコトが周囲を見回し、それが1点で止まった。
ミ「監視カメラあった。
問題は、映像が残ってるか…」
ミコトが監視カメラのついている建物へ向かう。
工場長、六郎、夕子、秋彦、祐、Aと
大人数だ。
ミ「どのくらい前まで残ってますか？」
「3ヶ月はもちます。花火の日ならありますよ」
管理室内のモニター前にミコト、六郎。
その後ろに背を向けて立つ祐。
彼を挟むように、松永とAがいた。
小窓組は、秋彦と夕子。
ミ「あっ」
祐「お父さん！見たい！見たい見たい！」
モニターを見るために振り向く祐を、
Aは真っ直ぐに見つめる。
祐「見たい見たい！」
矢「祐くん、待って。
お父さんのこと…受け止める覚悟は出来てる？
確実に辛い映像だよ」
祐「…見たい、
お父さんに何があったか知りたい」
子どもの強い眼差しに、Aはそっと頷いた。
矢「三澄さん、久部くん、
間に入れてあげて下さい」
ミ「うん。…じゃあ…」
六「はい」
事故発生時の映像が再生される。
六「この時？」
ミ「そう、椎骨動脈に傷ができた。
…もし休みが取れて、検査入院していれば、
損傷を見つけることが出来たかもしれない」
じっと画面を見つめていたAは、
佐野の口元の動きを捉えた。
矢「っ…」
ミ「Aちゃん…？」
矢「佐野さん…空見上げて、"帰らなきゃ"って」
祐「お父さん…、」
Aは祐の頭を撫で、静かに管理室を後にした。
…胸騒ぎがしていた。
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チコ(プロフ) - サニーさん» 初コメありがとうございます(*^^*) そうですね！私も2人がくっつくことを願っております！笑 (2018年7月21日 19時) (
レス) id: b3d27e39d9 (このIDを非表示/違反報告)
サニー(プロフ) - 中堂さんと夢主が結ばれる作品がいいです！ (2018年7月21日 18時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チコ | 作成日時：2018年7月18日 19時
