mysterious 2 ページ3
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矢「説明会してます、よかったらどうぞ」
「しっかし、綺麗なねぇちゃんだなぁー？」
ビラを持ったAに寄って来たチャラ男。
矢「興味ありましたら そちらの通路です」
「俺が興味あるのは、
説明会じゃなくてねぇちゃんの方！」
矢「！？」
ぐっと腕を引かれ、男の方によろめいたA。
やめて下さい、
そう声を出そうとしたが
恐怖か驚きか、声が出ない。
と、そこへ。
？「何してるんですか。嫌がってますけど」
男の手を掴み、
口元に笑みを讃えながらも目が怖いその人。
「あ？にぃちゃん、この子のなんだ？」
？「正真正銘、彼氏ですが」
矢「っ…翔…」
翔「触らないでもらえますか」
「ちっ、クソ」
舌打ちとクソって、中堂さんか！
そう悪態をつきつつも、
肩に置かれた手の温かさを感じた。
翔「大丈夫？」
矢「大丈夫。ごめんね、ありがとう」
翔「A、気をつけないと常に狙われてるから」
爽やかに微笑んだ翔に、Aは照れる。
はにかみつつ、彼に問うた。
矢「どうしたの？今日は」
翔「Aの仕事場見てみたくてさ。
来ちゃった」
矢「わざわざ…？」
翔「今日 元々休みだから！」
初々しさが残る甘い雰囲気の2人。
その様子を遠巻きに眺める
ミコト、夕子、そして六郎。
夕「あれだよ、名無しのななこちゃんの時の！」
六「あっ、じゃあ彼氏じゃないですか！」
ミ「なんか…オーラが」
？「どうも、初めまして！」
そんな中、
六郎と夕子に声をかけてきた女性がいた。
夕子には見覚えがあるらしく、
不審な目で見ている。
夏「三澄です、ミコトの"母"です」
しかし、彼女がミコトの母だと分かると、
2人は慌てて挨拶した。
六「久部六郎と申します」
夏「久部さん、独身？」
六郎は戸惑いつつ、独身です、と答える。
夕子が隙を見てAの方を見やるが、
そこにはもう誰もいなかった。
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チコ(プロフ) - サニーさん» 初コメありがとうございます(*^^*) そうですね！私も2人がくっつくことを願っております！笑 (2018年7月21日 19時) (
レス) id: b3d27e39d9 (このIDを非表示/違反報告)
サニー(プロフ) - 中堂さんと夢主が結ばれる作品がいいです！ (2018年7月21日 18時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チコ | 作成日時：2018年7月18日 19時
