東大王×QuizKnock

5-2 ページ24

颯side


ん…俺は急な吐き気に襲われて目が覚めた…。

あれから何も問題なく寝てたんだけど…。

とにかく寝てる皆を起こさないように出て部屋の中にあるトイレに駆け込んだ…。

便器の蓋を開けた途端思いっきり吐いてしまった…。


颯「ゴホゴホｵｪｪｪｪｪ…ゴホゴホｵｪｪｪｪｪ……」

？「水上？」

颯「伊沢さん…？ゴホゴホｵｪｪｪｪｪ…ゴホゴホｵｪｪｪｪｪ…」

拓司「そうだよ。鍵開けられる？」


伊沢さんの優しい声でつい開けてしまった…。


拓司「気持ち悪くなったか…。落ち着くまで背中摩ってるから頑張れ。」


そう言って伊沢さんは落ち着くまで背中を摩ってくれた…。

もう体力も無くなって摩ってくれてた伊沢さんに凭れた…。


拓司「…っと。落ち着いた？」

颯「はい…。」

拓司「ベッドに行こうか。また気持ち悪くなっても大丈夫な様にするから。」

颯「はい…。」


伊沢さんが支えてくれてベッドへ…。

横になってると気持ち悪くて起き上がってる事に…。


拓司「横になったら気持ち悪い？」

颯「はい…。」

拓司「落ち着くまで背中摩ってような。明日の朝にでも病院に行こうな。」

颯「はい…。」


それから夜中でもあったにも関わらず落ち着くまでずっと背中を摩ってくれた…。

少し吐き気も落ち着いて横になれそうだったから伊沢さんに伝えて横になった…。


拓司「俺、隣のベッドだから何かあったら言えよ？気にしなくていいからな。」

颯「ありがとうございます…。」


伊沢さんの睡眠を邪魔出来ない…何も無い事を願おう…。

5-3→←5.颯、ノロウイルス（もえ様リクエスト）

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