【YUMA】私を助けてくれたのは2

45 ページ10

ゆーまside

この、膨大な数のなかからあいつの気に入りそうな物を選ぶ。

ゆーま「なぁ、何がいいと思う？」

からす「んー俺が見たとこAはあんま派手なもんは好きやないみたいや。」

派手じゃないもんか。

ゆーま「なるほど。あーでも、バレンタインのお返しだからやっぱ食いもんのがいいのか？」

からす「やったら、物と食べらる物両方あげたらええやん。それやったら、どっちにしようとか悩まんでええんちゃう？」

ゆーま「さすが、からす！それでいこう。そうと決まれば、早速探すか。」

買うものは決まった。

後は物を選ぶだけだ。

やっぱ服か？

嫌でも、小物とか？

髪紐みたいなやつか？

難しいな。なになら気に入ってくれんだろう。

どうせなら、ずっとつけててくれるやつがいいな。

ゆーま「なぁ、からす。」

からす「どないした？」

ゆーま「ネックレスとかどうかな？A、そういうの持ってないだろ？，

からす「ええやん！んじゃ、とりあえずアクセサリーショップいくか！」

ゆーま「だな。」

結構色々あるな。

んー可愛い系より、綺麗系のが似合いそうだよな。

からす「俺なAには綺麗系のが似合うんやないかと思ってんねん。どうやろ？」

ゆーま「俺も思ってたw」

気が合うな。

からすと試行錯誤しながら、あーでもないこーでもないと模索した結果リングのついたやつにした。

からす「これならええやろ。地味すぎもせず、派手すぎもせずやから。シンプルやし！」

ゆーま「よし！一つは決まったな。問題はもうひとつだ。ケーキは好きみたいなんだよな。俺この間作ってくれって言われて作ったとき、すげぇ旨そうな顔して食ってたから。」

からす「じゃあ、次はケーキ屋やな！」


そしてこれから俺たちは、ケーキ屋に向かう。

男二人で・・・。

46→←44

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す