【YUMA】私を助けてくれたのは2

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あれから数時間。

ゆーまさんとリビングに行ってソファの上でさっきの座り方。

だから、部屋から出てリビングに来ても恥ずかしいまま。

貴「ね、ねぇゆーまさんい、いつまでこうしてるの？」

ゆーま「俺の気が済むまで。」

え、それっていつ？

もう、何時間もこのままだよ。

眠くなってきた。

ゆーま「A？」

貴「な、なに？」

ゆーま「大丈夫？」

貴「うん、平気。なんで？」

ゆーま「んー？眠そうだったから。」

ちょっとだけだから、大丈夫。

けど、とりあえずこの状況をどうにかしたい。

どうしたら・・・

そうだ！

貴「ね、ねぇゆーまさん。」

ゆーま「ん？どうした？」

貴「私ね、ゆーまさんが作ったケーキが食べたい。」

なんで、ケーキかっていうと食べたことないから。

テレビとかでよくみるの。

それで、ちょっといいなって。

ゆーま「へぇ珍しいじゃん？Aがなんか食べたいなんて。いいよ、ちょっと時間かかるけど、いい？」

貴「うん、ありがとう。」

あーやっと離れてくれた。

それにしても、私が言うのってそんなに珍しいかな？







3時間後



ゆーま「出来たよ。」

貴「す、すごい、テレビで、みたやつみたい！」

ゆーまさんってすごいよね。

なんでもできるんだもん。

ゆーま「どうぞ、召し上がれ。」

貴「い、頂きます。・・・・・・おいしい！」

ゆーま「そ？よかった。」

なんかね、甘くてふわふわしてるの！

でもね、すごく甘いってわけでもなくて、丁度いいかんじ。

こーゆーの初めて食べたけど、好きかも。

貴「ゆ、ゆーまさんありがとう！」

ゆーま「いいよ、別にこのくらいならいつでもつくって上げるから。」

貴「うん！」

やっぱり、ゆーまさんは優しいな。

優しいし、頼りになるよね。

そんな人が、私を好いてくれてるなんて信じられないな。

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