62過去編 ページ28
会場に着いたらしい。
柊「着いたよ」
貴「ありがとうございます。」
柊「さぁ入ろうか。そうだ、君はまだ、子供だけど喪主になるから何をするにも一番始めになる。だから、分からないことがあれば聞くといい。」
貴「ありがとうございます。」
親戚1「可哀想ね、まだ10才なのに」
親戚2「でも、あの子愛想もクソもないな。10才の癖にあんな、冷めたガキいねぇよ。」
親戚1「そんなこと今言うことじゃないでしょ」
そんなにコソコソ言わなくてもいいのに。
全部聞こえてるんだし。
この頃の私は今より喋ってた方だと思う。
誰かに何か言われれば言い返せてたし。
貴「柊さん、いつ始まるんですか。」
柊「もう始まるよ。行こうか。」
貴「はい。」
なんか、分かんないけど気づいたら終わってた。
そして最後。
ご飯食べるとき。
誰が私を引き取るかで揉めてる。
私は愛想がなくて、ぶっきらぼうで可愛げがなくて、いつも人に合わせてばっかで顔色を窺いながら過ごしてるから皆嫌なんだって。
そんなやり取り始めてもうどのくらいたったかな。
でも、その間柊さんは私と話をしてくれた。
ちょっと嬉しかった。
けど、この時から既に人と話すのはあまり好きじゃなかった。
私が口を開くと両親はよく言い争いをしてた。
だけど、柊さんはそれを聞いてきた。
聞かれるのも仕方ないことだとはおもう。
両親が亡くなったと聞いた時、両親かどうかを確認するときの言動から疑問に思ったんだろう。
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綾乃(プロフ) - えりんさん» 体調まで気にかけて頂いて・・・ホントにありがとうございます! (2020年3月15日 1時) (レス) id: e0d32de62c (このIDを非表示/違反報告)
綾乃(プロフ) - ありがとうございます!通知設定してたのに、届かなくて今気づきました。すみません(>_<)前のシリーズから読んでくださったんですね!嬉しいです!コメントまで頂けるなんて嬉しい限りです!私もYUMAさん推しなので嬉しいです!これからも楽しんで頂けるよう頑張ります (2020年3月15日 1時) (レス) id: e0d32de62c (このIDを非表示/違反報告)
えりん(プロフ) - 初めまして…!!今日この作品に出会って前のシリーズから見させてもらいました…!!夢主可愛いしSLHはかっこいいし…。YUMAさん推しなのですごくときめきながら見てます(笑) 体調は大丈夫ですか…?無理せず、綾乃さんのペースで更新してください…!!応援してます! (2020年3月14日 3時) (レス) id: f97a60b73a (このIDを非表示/違反報告)
綾乃(プロフ) - ピープルさん» ありがとうございます。早く治しますね(^_^;) (2020年3月4日 7時) (レス) id: e0d32de62c (このIDを非表示/違反報告)
ピープル(プロフ) - 全然大丈夫ですらよ!ゆっくり休んでくださいね! (2020年3月4日 7時) (レス) id: 940d1f6905 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綾乃 | 作成日時:2020年2月29日 0時