【YUMA】私を助けてくれたのは2

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リビングならいるかな。



あ、いた。

貴「あ、あの皆に聞きたいことがあるんだけど。」

しら「なに？」

からす「どないした？」

りょう「なになに？答えられることならなんでも、答えるよ！」

ゆーま「どーした？」

貴「あ、あのね、30万で機材とかって買える？パソコンとか色々」

しら「機材？なに使うの？」

貴「あ、えと、その、皆に、ずっと、 頼りっきりって訳にはい、いかないから、は、働くっていうか、何かして、か、稼いで家を探してって思って」

からす「・・・・やそれ。」

貴「え？」

からす「なんやそれ！どうゆーことや！」

ゆーま「おい、からす」

からす「俺ら言うたか？頼るなとか邪魔だとか！言ってないはずや！それなのになんなんや！」

貴「あ、あの、えと。」

ゆーま「からす！」

からす「そんなん勝手に決めて自己解決して、挙げ句の果てには出ていく？なんやねん！Aが俺らに心配とか迷惑掛けんようにってしてんのは、嫌って程分かってる！」

しら「からすってば！」

貴「・・・う・・・ない。」

ゆーま「？」

からす「なんや！」

貴「もう、皆に迷惑かけたくないの！もう、嫌なの！迷惑なんじゃないか、面倒に思われてるんじゃないかって！思ってないかも知れない！でもどうしてもそうゆう考えが過っちゃって気が気じゃないの！」

からす「それが、なんや！そんなんどうでもええわ！決めつけんなや！それでもええ！ここにいたらええやん！ここに居れや！」

なんで、なんでそんなに優しくするの？

貴「で、でもわ、私な、何もできないし！居るだけなんて嫌なの！何かしたい。私でも出来る仕事したい！」

ゆーま「だったら」

しら「ゆーちん？」

ゆーま「そこまで言うなら俺らと踊ってみた撮るか編集とか撮影手伝ってよ。」

しら「なるほどね。」

りょう「いいじゃん！それ！」

貴「で、でも」

からす「でももクソも蜂の頭もあるかい。ええやんそれで。」

りょう「そうだよ。分かんなかったら教えるし、踊ってみた撮るなら撮るで逸れも練習すればいいじゃん？機械のことならジョニーがいるし。」

しら「そうだよ。俺らがついてるから。安心しな？」

こんなに、恵まれてていいのかな。

貴「ほ、ホントにいいの？」

からす「当たり前や。ごめんな、怒鳴ったりして。」

貴「ううん、あ、ありがとう。」

まだ、もう少し此処に居ることになりました。

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