【YUMA】私を助けてくれたのは2

46 ページ11

ゆーまside

来たのはいいがこれって物が中々ない。

もう一時間くらい色んな店回ってんのに、決まらない。

ゆーま「ここはからすに任せていいか？」

からす「なんでや、言うたのゆーまくんやん！」

ゆーま「んじゃ、からすはなんも返さないんだな？」

からす「俺も返すけど・・・」

ゆーま「だったら、頑張って選ばないとな。全部俺からって事で返しちゃうよ？」

からす「え、どういうことや？」

ゆーま「言ってなかったっけ？一番は俺が返したいって事なんだけど、からすこーゆーお返し選びとか疎いだろ？だから、俺の選んでもらうって体でからすと一緒に返せる物がいいなと思ってね。」

からす「今初めて知ったわ・・・なんや俺の事まで考えてくれとったんか。ありがとう、ゆーまくん！」

ゆーま「いいって。じゃあからすよろしくな。頑張って選んでくれよ？俺ちょっともう無理。」

からす「おう！任せとけ！」

これで、いい。

じゃなきゃ意味がない。

ホントに俺のお返しを選びに来たことになる。

今日はからすのも選ぶつもりだったから、さっきのは俺が選んじゃったから、今度はからすに頑張ってもらわなきゃな。

からす「ゆーまくん！これなんてどうや？」

ゆーま「へぇ可愛いじゃん。よく見つけたな。」

からす「おん！なんかあったわww」

ゆーま「なんだよ、それwwまぁ、良さげなの見つかったし帰るか。」

からす「せやね。でも、どないする？14日まで渡さんととっとくんか？」

ゆーま「いや、さすが渡そう。ちょっと早いけどって言って。」

からす「そうするしか、ないよな。ほな、帰ろか。」

ゆーま「おう。」

んーいい買い物できた。

後はあいつが喜んでくれたらいい。

作者です。→←45

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す