【YUMA】私を助けてくれたのは

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ゆーまside

ゆーま「ここ。俺らんち。」

貴「あ、の、やっぱ、いい、です。」

ゆーま「なんで？」

謙虚なんだかわかんないけど、遠慮する子だな。

貴「す、住むとこ、なら、公園、でいいです。」

それ、ヤバいから。補導されるから。

ゆーま「警察に捕まっちゃうよ？それか、ホームレス扱いされる。いいの？」

貴「・・・別に・・いいです。誰にも、迷惑、かけない、ので大丈夫、です。」

ゆーま「逆に聞くけど、なんで、そんなにいいです。大丈夫です。の一点張りなの？あんな、とこにいたらいくら暖かくなってきたからって風邪引くよ？それに、あいつらに公園に人がいたんだけど、ほってきた。なんて言ったら人でなし！ってどつかれるわ。」

貴「見なかった、事にすれば。」

なんで、こうも人を避けんだろ？
とりあえず、入ってもらえばいいか。

ゆーま「出来ないし、もう見ちゃったし。とりあえず、入ろ？ほらいくよ。」

貴「え、あの。」

無視して家に入る。

ゆーま「ただいまー」

からす「おかえり！遅かった・・・やん・・・。」

まあ、からすがビックリすんのも無理ねぇわ。

からす「ど、どないしたん？その子？」

ゆーま「んー公園で拾った。」

からす「・・・は？」

拾った、なんて捨て猫かって感じだよな。

しら「どうした？おかえり、ゆーま。え、なに、その子。」

しらはんもか。

りょう「あれ？遅かったじゃん？ねぇ、まってゆーまが、女の子連れてる。えー！なに、なに？その子だれ？」

んーりょうは安定だな。

ゆーま「公園で拾った。」

しら/りょう「はあ！？」

思った通りだわ。

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