【YUMA】私を助けてくれたのは

番外編2りょう ページ32

今日はバレンタインだから、りょーちゃんにチョコレートを作ってみた。

日頃、お世話になってるから。

早速、お部屋に行こう。




ｺﾝｺﾝ


貴「り、りょーちゃん」

ｶﾞﾁｬ


りょう「あれ？Aじゃん！珍しいね部屋来るなんて。どうしたの？」

貴「あ、あの、これ。」

りょう「なになに？」

貴「い、いつも、お世話になってる、から。お礼したくて。」

そう、お礼のつもりで作ってみたの。

りょう「いいの？開けていい？」

貴「う、うん。」

ちょっと、恥ずかしいな

りょう「あ、チョコだ！しかも、可愛い！」

貴「き、気に入ってくれた？」

りょう「もちろん！あー食べるの勿体無い！」

よかった。

でも、食べてもらわなきゃ困るよ」

貴「た、食べてね？」

りょう「んー勿体無いけど、食べなきゃもっと勿体無いよね。うん。意を決して食べるよ！」

そんなに、意気込まなくても。

でも、りょーちゃんらしいかな。

貴「き、気に入ってもらえたみたいでよかった。嬉しい。」

りょう「もー可愛すぎ！ギューってしてあげる！」

ちょ、ちょっと苦しい・・・

貴「り、りょーちゃん！ちょ、ちょっと、苦しいよ？」

りょう「あ、ごめんごめん！Aからもらえるなんて、思ってなくて嬉しくてついね。」

貴「そ、そんなに、喜んでもらえたなら、作ったかいがあったよ。い、いつも、ありがとう！」

喜んでもらえてよかった。

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