【YUMA】私を助けてくれたのは

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頭痛も怠さも、もう大丈夫みたい。

まぁ、強いて言えば少し気だるさが残ってるくらいだから、もう平気・・・なんだけど。

問題が一つある。

あのね、熱出た瞬間の記憶はあるけど、その後の記憶が全くないの。

なんで、回復したかとか、何してたとか。

なんにも覚えてない。

誰かに迷惑かけちゃった・・・よね。

でも、誰だかわかんないから皆に謝ろう。

そんな事考えながら、階段を降りる。

貴「あ、あの、ごめんなさい！」

りょう「あ、A〜！もういいの？大丈夫？」

貴「う、うん。もう大丈夫。ありがとう。」

そういって、ギュッてしてくれる、りょーちゃん

しら「大丈夫？無理でもしたんじゃないの？Aはすぐ、俺らに迷惑かけないようにってするか。」

貴「ううん、今回は違うの。大丈夫。ありがとう。」

ポンポンってしてくれるしらはんさん。

からす「ホントにもう、いいんか？もうちょっと休んどった方がええんとちゃうか？まぁ、でも起きれるとこまで回復してくれてよかったわ。」

貴「ありがとう、でも今は平気だよ。」

すごく心配そうな顔しながら、頭撫でてくれるからすさん。

ゆーま「よかったな。でも、今の状態で無理は禁物。いいな？」

貴「は、はい。」

りょーちゃんより、優しく抱き締めてくれるとゆーまさん。

皆優しくて好き。

最近はねこーゆー時人っていいなって思う。

今までは、こんなことないと思ってた人間なんて皆同じだと、思ってた。

けど、この人達は違かった。

私に色々、与えてくれたから。

今度何か買ってこよう。

恩返しがしたいから。

ゆーまさんに連れてってもらおう。

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