すしらーめん《りく》 隣の部屋のあの人

夏祭り ページ10

ヤバいヤバいヤバい……
前髪とか、変じゃないよね？あー、浴衣着崩れてないかな、えっとあとは…

なんてまだ待ち合わせ30分前だけど。
私は今この前りく君と話したお祭りに来ている。
浴衣を着るなんて約束したくせに私は浴衣着るのすら初めてという((
もちろん仕方ないからレンタルした。
白に所々赤い模様が入っている少しひらひらした浴衣。
私らしくないとは思いつつ一目惚れしてこれにした。
本当は紺とかが良かったけど、りく君と被るかもだし。

あ、もう15分前、ヤバい。

りく「あっ、Aさん早い！」
あなた「こんにちは、りく君。」
りく「こんにちは〜」
あなた「えと、ど、どうしようか？」

りく「あ、あれやりたいです！」
そういって嬉しそうに指さすのは射的。
あなた「じゃ、行こっか笑」
あまりに楽しそうにするもんだから、こっちも笑ってしまう。

りく君は慣れた手つきで狙いを定め、一発。
りく「ありゃ、」
一発目は狙うソフトの上を掠めた。
二発目、三発目…と射つものの当たるが角度を変えるだけ。
りく「あー、惜しかった…」
なんとなく応援したい気持ちになって五発分お金を払う。
あなた「あのソフトだよね」と、構える
ソフトの斜め上、角ギリギリのところに弾が当たる。

ソフトはバランスを崩し回転しながら落ちた。
あなた「はい、りく君。」
りく「え、いや、でも…」
あなた「いいからいいから。」
りく「じゃあ…ありがとうございます！」

りく「射的得意なんですか？」
あなた「いや、お祭り自体そんな来たことなかったし、今のが初笑」
りく「っす、げー笑笑」
あなた「ありがと笑笑」
りく「あ、Aさん、なんかやりたいのあります？」

あなた「…ちょっと、子供っぽくてもいい？」
りく「？」
あなた「ヨーヨー？ってやつが欲しくて。」
りく「あぁ笑Aさんって結構可愛いですよね、」
あなた「え⁈あ、」
りく「笑笑、行きましょう」

………………………………キリトリセン…………………………………………………………
えーと文字数、それから書きたいことが多すぎる関係でここで一旦区切ります。
8月2日までに宿題を終わらせたいので、というのもありますが((
宿題が終わったら月曜じゃなくても更新したりするので、しばしお待ちを‼

紺色の…→←窓の外、快晴。

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