すしらーめん《りく》 隣の部屋のあの人

土砂降りの。 ページ16

夏祭りが終わってから、飛ぶように日々が過ぎた。
音楽を流して、課題を進めて、ネット開いて、
壁越しにりく君と話す。
当たり前のようになって来た日々を過ごした。
壁越しには話すけど、りく君も夏休みで大掛かりな実験をしているようで、
顔を合わせることは少なかった。

もちろんタバコを吸う習慣は治らない。
暇だとどうしても手が伸びるのだ笑

夏なのに最近雨ばかりだ。
ベランダは屋根がついてはいるが、たまに飛んで来る雨粒に多少困らせられる。

そんな日の中でも特に大降りこの日。
こんな雨なのにタイミング悪くお昼ゴハンの材料がきれた。
雨続きで外に出るのが億劫だと、買い出しをサボっていたのを忘れていた。
大雨の中コンビニかぁ、と重たい足取りで部屋の玄関を開けた。

開けた途端人にぶつかりそうになる。
びしょ濡れになったりく君だった。
驚きつつも、"ばったり"ってこういう感じなんだな、と思った。

あなた「ど、どうしたの…？」
りく「外で撮影してたら大雨降ってきちゃって笑」
あなた「いや笑い事じゃないし！！」

灰色の空をバックに笑うりく君は今にも風邪を引きそうなほど雨に打たれたようだった。
ていうか、これもう風邪引いてるんじゃない…？

あなた「とにかくおいで！本当に風邪ひくよこれ」
りく「わー、なんかすいません…」
あなた「いいよいいよー、りく君ほっといたらなんもしないでしょ笑笑」
りく「う、図星…笑笑」
あなた「ほれほれこっちおいで」

私はお昼ゴハンなんてほったらかしで部屋に戻った。

…………………………………キリトリセン………………………………………………………
なんかもう…やばい。
2000hitとかお気に入りが気づいたら40人越えとか…
もうタブレットの前で頭下げましたありがとうございますううううう

今日とてつもない雨だったので書きました。
明日続き更新しますね((
さすがにもう眠い…
おやすみなさいです(( _ _ ))..zzzZZ

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