愛されマネはわけあり残念美少女【青葉城西】 (ページ4)

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何故こうなったマネちゃんページ4

モブ「Aさん、ちょっと時間いい？」

『え？告白ならごめんだけど？』

モブ「いや、ちげーよ！！私女だし！！」

『でも、女の子でも私の可愛さには惚れるでしょ…？』

モブ「惚れねーよ！！！」

『ちょっと待って！部活遅れるって伝えてくるから』

モブ「すぐ済むから大丈夫だけど…って、いないし！」

　
パタパタと廊下を走って3年生の教室に向かうとそこには及川先輩の姿があった。

『クソか…あっ、及川先ぱーい！！』

及「だから聞こえてっからな！？」

『可愛いんで許してください』

及「やだね、」

『今日少し部活遅れます！』

及「え、珍しい。なんか用事？」(もう上目遣いでウィンクしてくれないのか…)

『多分、私が可愛いからなんですけど、これから時間いい？って言われたんで！すぐ部活行けるように努力しますから！』

及「まぁ、お前がいない方が練習はかどるし…」
(早く帰ってきて！やる気でない！！)

『またまたぁ、私は男バレの花ですよ？』

及「ぶっさいくな花だね！！！」
(本当だよ！それはもう可愛い花だよ！)

『素直じゃないですね…
　とりあえず、そういうわけなので遅れますね！』

及「来なくていいわ」
(無事に帰ってきてね…(泣)

私、やっぱブスなのかな…？

大丈夫、私は可愛い！…はず。

教室に戻るとモブたちが増えていた。←

『遅くなってごめんね？それで用事はなに？』

モブ１「とぼけんじゃねーよ！人の彼氏に色目使いやがって」

『え！？彼氏いたの！？』←

モブ１「ふざけんなよお前！」

モブ２「そうよ！あんたのせいで…」

モブ３「あんなにラブラブだったのに！」

『待って、まずあなたの彼氏が誰だか知らないし』

モブ２「3組の橋本くんよ！！」

『あー！そっかそっか』

モブ３「やっぱしってんじゃねーか！」

モブ１「…っ、最低！！」

何も心当たりの無いことだから素直に答えてたら手があがった、叩かれる。

最低って、そっちもだし…

と、思いながら叩かれる心の準備をする。

大丈夫、慣れている。

目をぎゅっとつぶって覚悟した。

パシッ

『痛くない…』

国「当たってないからな」

目の前にはモブの手を掴んだ国見がいた。←