今日も君をPick Me Up season2

【第86話】幸せとは ページ50

月曜日ーー




｢髪の毛よし


制服も…よし、着崩れなしっっと…。｣



鏡で変なところがないかを確認する。




この前は楽しい思い出がたくさんできた




そして忘れられないことも、たくさん起きたな






健｢ねぇーちゃん早くしないと遅れるよ？｣


｢わっ、ホントだ！｣



健の言葉で我に帰って慌ててカバンを持つ





｢健、家出る時は鍵はーー｣


健｢もう、わかってるってば！｣




まだ中学2年生の健に心配もしてしまう。




でも、私が思ってる以上に彼は大人なのかもしれない





｢じゃ、行ってくるね｣


健｢行ってらっしゃい｣




ドアを開けると



眩しい太陽と少し暖かい風が私を迎える






｢いい天気………よし、今日も頑張りますか｣




頬を軽くパチンっと叩いて駅へと歩き出す





少し緊張するな




今日からテスト返却がある。




その結果にもドキドキするけど




洸人くんや大夢くんからの約束もある。




｢70点以上と80点以上か…｣





少し考えたが、今考えたって意味無いよね！





駅に付き、電車に乗る




電車に少し揺られて学校の最寄り駅に停車する





そこで降りて改札をくぐる





ここからは学校の生徒たちが、ちらほら見られる





柾哉｢Aちゃん！おっっはよ〜｣


大悟｢おはようございます。｣


俊司｢おはよ〜｣



後ろから柾哉くんが肩を叩いてきて、振り向くと



大悟くんと俊司くんも一緒にいた




｢3人ともおはよー｣



柾哉｢今日からテスト返却だね！｣




3人と一緒にくだらない会話を交えながら学校へと向かう





柾哉｢1組って最初に別れるから嫌だな〜｣



1組の前で柾哉くんが駄々をこねる




俊司｢柾哉くん赤ちゃんじゃん笑｣



威尊｢あれ？赤ちゃん柾哉くん？？笑｣


雄大｢あははは〜！！｣



1組の前で話していると威尊くんたちも集まってきた





今日も今日も





こんな何気ない会話で楽しめる日々が続きます







それが私の幸せです。






でも、また新しいことが起こるみたいです。





夏祭り？



それとも転校生？




全てが全て私の楽しみでもあります！






ーーーーーto be continued

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