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【第81話】貴方が1番 ページ45

将吾「Aさん」




将吾くんが私に声をかけてくれる




将吾「怪我とかはなかっーー「将吾くん怪我とかしてないっ!???」…え?」




彼が私に喋りかけてきたが、



それよりも彼に怪我がないかの方が大事だ




将吾「あ、え、いや…大丈夫ですよ…」




それを聞くと、また安心して力が抜けてしまう





「はぁぁぁ、良かった……」


将吾「いや、俺よりもAさんの方が…」




そう将吾くんは私を心配してくれてる




「ありがとう…私は大丈夫だよ。

将吾くんが守ってくれたからね



そんなことよりも、私を守って将吾くんが怪我しちゃう事が嫌だったから…」




素直な気持ちを伝えると




将吾「正直言って、俺はAさんを守れませんでした


最後にアイツらを撃退したのは大悟ですし…

Aさんを安全な所に連れて行ったのも俊司です。



俺は何もできませんでした。ごめんなさい。」





深く頭を下げる将吾くん



大悟くんと俊司くんもオロオロしてしまっている




「そんなことないよ」




私は彼の頬を両手で包み込む




「あの時、誰よりも私に駆け寄って


目の前で守ってくれたのは


紛れもなく将吾くんだよ」





彼が私を見つめる





「すごく嬉しかった


すごく安心した。将吾くんが握ってくれた腕は


涙が出そうなほど暖かく感じたよ。」




あの暖かさは絶対に忘れることはないと思う。





「ありがとう。将吾くんがいてくれて本当に良かったよ」




彼の目をちゃんと見て感謝を伝える






将吾「…そんなこと言ってくれるなんて


少しでもAさんを守れて良かっです!」




いつものようにホワホワした笑顔を向けてくれる





「大悟くんと俊司くんも助けてくれてありがとうね!」




大悟「俺ら何もしてないよね?

将吾くんが助けたから行ったし!
なによりも将吾くんがカッコよかった!」


俊司「うん!!カッコよかった!」


将吾「んふふ、2人もありがとう」





しかし私はフっと3人の手を見る



「……ソフトクリーム…」


将吾「急いでたから落としてきちゃった笑」




こ、これは私のせいだ!!




そんな私の顔を読み取ってか将吾くんが言ってくれる




将吾「ふふふ、そんなことないよ」


大悟「今度は4人で買いにいこーよ!」


俊司「わーーい!!」




俊司くんに腕を引っ張られ、ソフトクリーム屋さんに進む




この瞬間が、1番幸せだな。

【第82話】あみだくじ→←【第90話】私を守ってくれる



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蒼空(プロフ) - むむさん» ありがとうございます!太田くん大好きな作者ですので、そう言ってくれると書いて良かったと思えます!これからも、ご期待に添えれるように頑張りますのでよろしくお願いします!! (2021年7月19日 16時) (レス) id: 22da19e641 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - nnnさん» 健くん大好きで応援してたので、どこかのタイミングで出せたらと思ってたので出せて良かったです!またどこかで出せたら、いっぱい出そうと思うので楽しみに待ってくれたら嬉しいです!ありがとうございます!! (2021年7月19日 16時) (レス) id: 22da19e641 (このIDを非表示/違反報告)
むむ - 先ほどシリーズの最初から読み始めて、面白すぎて一気に最新話まで読んじゃいました(>_<)特に太田くんと電話するお話が好きです!それ以外にもたくさんきゅんきゅんするシーンがたくさんあって読んでてほんとに楽しかったです(T . T)更新楽しみにしてます! (2021年7月17日 1時) (レス) id: ee5355fc2a (このIDを非表示/違反報告)
nnn - 平本くんを入れてくれてありがとうございます!!更新頑張ってください! (2021年7月16日 23時) (レス) id: af7511a66a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼空 | 作成日時:2021年6月26日 17時

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