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【第84話】小さな見栄 ページ38

浪速のプリンスがわちゃわちゃしている間に



私の横からひょこっと



俊司「A!」


「わっ、俊司くん」



私の名前を呼びながら俊司くんが出てきた




「どうしたの?」


俊司「Aは動物好き?」


「うん、好きだよ!」



そう答えたらパァァァと笑顔になる俊司くん




俊司「ここね、動物と触れ合える広場があるみたいなの!


一緒に行こ!」



自分の言葉を言い終える前に



私の腕を掴んで、その広場へと走り出す俊司くん



「わわわっ!俊司くん?!」


俊司「えへへ〜大丈夫だよ!離さないから!


僕に着いてきてね!」



その言葉に何故か安心してしまった



私の足の速さに合わせて、俊司くんは走ってくれる



やっぱりこの子は優しい子だな…





俊司「着いたよ!あっ、大悟くーーーん!!」



その広場に着いたのか、足を止める



俊司くんは大悟くんの名前を呼ぶと



大悟「俊司、Aさん見つけれた?」



小さな檻越しから動物を見ていた大悟くんが



クルっと振り返る



俊司「うん!なにプリに絡まれてたから、助けてきた!笑」



「絡まれてたって笑」


大悟「それは良かった笑


ほら、3人分の広場に入れるチケット貰ったから」




大悟くんから渡されたチケットを貰う



それを見ると




入場料…大人500円…



「え、これお金…ぶっ!」



お金かかったよね?って聞こうとしたら



大きな大悟くんの手が私の口を塞ぐ




大悟「Aさん、好きな人に…ほんの少しの見栄ぐらい張らせてください。


俺も男なんで。」



そうゆう大悟くんに




少しドキッとしてしまった。




今日は何故かドキドキすることが多い…。




俊司「2人とも〜早く〜!!」



もう入口を通った俊司くんに呼ばれる




大悟「じゃ、行きましょ」


「あ、うん!/////」




これ以上ドキドキしたら



何かと持たないかも…!

【第85話】言葉にして→←【第83話】笑顔溢れる



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蒼空(プロフ) - むむさん» ありがとうございます!太田くん大好きな作者ですので、そう言ってくれると書いて良かったと思えます!これからも、ご期待に添えれるように頑張りますのでよろしくお願いします!! (2021年7月19日 16時) (レス) id: 22da19e641 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - nnnさん» 健くん大好きで応援してたので、どこかのタイミングで出せたらと思ってたので出せて良かったです!またどこかで出せたら、いっぱい出そうと思うので楽しみに待ってくれたら嬉しいです!ありがとうございます!! (2021年7月19日 16時) (レス) id: 22da19e641 (このIDを非表示/違反報告)
むむ - 先ほどシリーズの最初から読み始めて、面白すぎて一気に最新話まで読んじゃいました(>_<)特に太田くんと電話するお話が好きです!それ以外にもたくさんきゅんきゅんするシーンがたくさんあって読んでてほんとに楽しかったです(T . T)更新楽しみにしてます! (2021年7月17日 1時) (レス) id: ee5355fc2a (このIDを非表示/違反報告)
nnn - 平本くんを入れてくれてありがとうございます!!更新頑張ってください! (2021年7月16日 23時) (レス) id: af7511a66a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼空 | 作成日時:2021年6月26日 17時

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