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【第62話】熱い頬 ページ15

人が電車から降りていく




どこからか威尊くんの「Aちゃんまた明日ねー!」


という叫び声にも近い挨拶が聞こえ、降りていく




目の前に立っていた大悟くんもその駅で降りる




開いたドアとは反対のドアのすぐ近くでポツンと取り残される私。




「はぁ、はぁ…」




顔が熱い。



人がたくさんいた暑さではない。




全部全部、大悟くんのせいだ!!!




「(やばい、私、告白されたの!??/////)」




1人きゃーーっと心の中で叫んでいると




俊司「A…?大丈夫?」



声が聞こえバッと顔を向けると

心配そうに私を見つめる俊司くんがいた




そうだ、俊司くんとは同じ駅で降りるんだ。




「あ、あ、うん!大丈夫だよ!」


俊司「顔赤いけど…人いっぱいいたもんね。

しんどかった?」




なんてこの子は優しいんだろう…



「ごめんね、大丈夫だよ」



心配かけまい!と笑って答えると


俊司くんも安心したのかニコッと笑ってくれた




俊司「大悟くんが守ってくれたんだね」



大悟くん



その名前を聞くだけで、さっきの告白が頭によぎる





「そ、そうだね、大悟くんに守ってもらった////」



俊司「……そっか。」




その時に俊司くんの顔が悲しそうにしてるなんて


今の私には余裕がなくて、知らなかった




俊司「そろそろ駅着くよ」



「あ、うん」



ドアの開く方に足を進めようとしたが


電車が少し揺れてしまい



俊司「あっっっっぶない!」



咄嗟に俊司くんが私の腕を引っ張り



優しく彼の体で包み込んでくれた




「おわ…ごめん、ありがとう俊司くん」


俊司「怖かった〜…大丈夫?ケガとかして…

〜〜っ!??////



ごごごご、ごめん!抱きついちゃったり…」



「え?あ、いや!むしろ助けてくれてありがとう!」



自分の行動があまりにも恥ずかしい事をしてしまったと思ったのか


俊司くんは顔を真っ赤にさせて謝ってきてくれた




俊司くんって凄く表情豊かな子だよね…



「ありがとうね、俊司くん」


俊司「いえ、さ!降りましょ!!//」

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蒼空(プロフ) - むむさん» ありがとうございます!太田くん大好きな作者ですので、そう言ってくれると書いて良かったと思えます!これからも、ご期待に添えれるように頑張りますのでよろしくお願いします!! (2021年7月19日 16時) (レス) id: 22da19e641 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - nnnさん» 健くん大好きで応援してたので、どこかのタイミングで出せたらと思ってたので出せて良かったです!またどこかで出せたら、いっぱい出そうと思うので楽しみに待ってくれたら嬉しいです!ありがとうございます!! (2021年7月19日 16時) (レス) id: 22da19e641 (このIDを非表示/違反報告)
むむ - 先ほどシリーズの最初から読み始めて、面白すぎて一気に最新話まで読んじゃいました(>_<)特に太田くんと電話するお話が好きです!それ以外にもたくさんきゅんきゅんするシーンがたくさんあって読んでてほんとに楽しかったです(T . T)更新楽しみにしてます! (2021年7月17日 1時) (レス) id: ee5355fc2a (このIDを非表示/違反報告)
nnn - 平本くんを入れてくれてありがとうございます!!更新頑張ってください! (2021年7月16日 23時) (レス) id: af7511a66a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼空 | 作成日時:2021年6月26日 17時

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