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6話 ページ6
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あれから1ヶ月が経った
あの人は幻だったんじゃないかって思うほど
もう俺の頭から彼女の顔が薄れてきた…その頃
「あ、また会ったね、」
『あ…』
「いつもこの両車と時間なの?」
『あ、うん』
「そっかそっか」
『あ、あの、!』
『な、名前教えてもらえませんか…?』
「名前言ってなかったかあ」
「山河Aです」
「ちなみに3年です」
『先輩なんすね』
「敬語とかいらないよ」
「望くん、望くんは奇跡とか信じる人?」
『えー、信じますかね、何でですか?』
「私治らない病気にかかっててね」
「奇跡が起きたらあと、5年生きれるんだって」
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作者名:ぷらむ | 作成日時:2018年5月28日 12時