そっけない彼と私4

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―side change



ソファーで寝ている結弦君を見ていると、最初のうちは可愛い、無防備な天使〜！って興奮してたけど段々私も眠くなって一緒に寝てしまった





そりゃこの狭いソファーで勝手に横になったのは悪かったと思うけど、普通落とす！？
背中がすごく痛い






結弦君が２階に上がって早40分
私はすることがない。暇だ。
食べ終わったアイスのゴミを片付けるくらいしかすることがなかった





私は再びソファーで横になる。
チクタクと時計の秒針が子守唄みたいに心地いい




あぁー…寝れるわ…






そう思った瞬間…






「だからソファーで寝るなって」






べしっとおでこを叩かれて目を開けると結弦君がいた





「結弦君起きたの？」





「ってか寝てない」





ほら起きろと私に指で合図した結弦君は起き上がった私の横に座った




さっき半径5m以内に近づくなって言ったの、誰だっけ？





「寝れなかったんだ。いっぱい寝てるもんね」






「――はぁ？誰のせいで眠気さめたと…」




不機嫌そうにブツブツ文句を言う結弦君と目が合うと結弦君は言いかけていた言葉を閉ざして私から目をそらす




「…なんもない。もういい。
…ってか眠いならここじゃなくて…２階上がれば？」




私の顔をのぞき込むようにして結弦君はそう言った。
彼はまだ熱でもあるのか、眼差しが熱っぽい。





「に…かい…」





それって…
結弦くんの部屋…





「…連れて行って…あげよっか？」






「―――――っ！？」







やっぱきっと熱が下がってないんだ
そう思ったけどそっと私に触れた結弦君の手はひんやりしていた









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