6話 来ない明日 ページ7
私は、Aのことが好きだ。
物心つく前から、ずっと。
Aのそばにいるのは私だけ。
Aの友達も私だけ。
私はそれだけで満足だった。
だが______________。
『今日は気分が悪いんだ……。ごめんね』
『ちょっと風邪引いちゃって』
『薬切れちゃってるから、今日は無理かも…』
Aは私を拒むようになった。
私は、何か嫌われるようなことをしてしまったのだろうか。
だとしたら、Aに謝らなければ。
今日こそ
明日こそ
明後日こそ
気が付くと、Aに謝れないまま1か月が過ぎていた。
もう、Aは私に会いたくないのかも知れない。
私は逃げた。
どんなことがあっても、Aのそばにいると約束したのに。
自分の携帯を見つめる。
これで謝れたらどんなに楽だろうか。
「はぁ………………ん？」
ため息をつくのと同時に、携帯が震えだした。
電話………？
私は画面を見て驚いた。
_______なぜなら、電話をかけてきたのがAだったからだ。
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ピカヒカリ(プロフ) - 歌の良さがよく生かされた良い作品だと感じます。更新頑張ってください！！ (2019年10月16日 18時) (
レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - 参加ありがとうございます！お恥ずかしながら、「銀河街の悪夢」と言う曲を知らず聴いてみたのですが良い曲ですね。 (2019年10月16日 18時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グレン | 作成日時：2019年9月25日 17時
