１４３話 ページ45
A「な…」
な、何を言ってるんだこの人は…鳴くって…鳴くってなんだよ！
及川「猫はなんて鳴くんだっけ？あ、でもAちゃんは猫じゃないからねー、もっと人間らし…ウゲｯ！？」
岩泉「うるせぇなクソ川、お前は泣いてろ」
及川「感じが違うだけでこれほど違うとは！？」
絶句する及川さんの隣に、期待に目が輝いている舞さんを見つけた。携帯を構えて、多分録画モード。
「さぁ、早く鳴いて…」みたいな…
A「な、鳴くったって、どう鳴けばいいかわかんないし…」
どうにかしてこの場から、この状況から抜け出したい。今まで使ったことのないくらい頭を使って考えるけど、いい案が浮かばねぇ…
こういう時に馬鹿ってのは嫌だ……
舞「しょうがない…Aちゃんがそこまで言うなら」
舞さんが静かに立ち上がる。もしかしたら…この状況から脱出できるかも…しれない。
舞「鳴かない代わりに、ポーズとってもらうよ」
全員「「ポーズ！？」」
男子軍が、息を合わせて放った「ポーズ」。
ポーズって何のポーズだよ。
A「ポーズって何のポーズなんですか？」
舞「まあまあ…今から私が指示するからその通りに動いてねAちゃん。」
何故か真顔になった舞さん。まあ…鳴くよりはいいとは思う…けどな。
舞「はい正座」
A「え、あ、はい」
言われた通り正座する。
舞「少し下の足を外に出して、上から見てＭになるようにして」
A「こ、こうですか？」
よくわかんないが、女の子座りとかいうそういうやつ。
舞「そうそう。それで両手を体の真ん中に置いて、きゅっとしめる。」
よくわかんないけど、言われた通り、体の前で腕をくっつけるようにして床につける。きゅっとしめて…。
舞「そこでちょっと上を向く」
A「こう…ですか？」
舞「…」
私がそういった瞬間。舞さんの顔から表情が消えて、シャッター音が炸裂した。
舞「やばい！Aちゃん超可愛い！エロイ！！もっと背筋ピンっと！胸をはって！！」
再び興奮状態に入ってしまった舞さん。男達の顔は、のっぺらぼうだった。
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あおインコ(プロフ) - HALKAさん» あ、ありがとうございます！！更新まっっっったくしてないこのお馬鹿作者の心に凄く響きました…泣。本当にありがとです！頑張ります！（とか言ってやらないやつ）← (2015年10月21日 15時) (
レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
HALKA(プロフ) - この作品すごい面白いんで見捨てませんよ！絶対に!! (2015年10月21日 11時) (レス) id: 98ad09dfad (このIDを非表示/違反報告)
あおインコ(プロフ) - 千尋さん» 了解いたしました！２の方多いですねぇ、なんか嬉しい･･･。あ、コメントありがとうございますでした！！！ (2015年10月12日 21時) (レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
千尋(プロフ) - 私も2がいいとおもいます！ (2015年10月12日 21時) (レス) id: 6ccd3b8e08 (このIDを非表示/違反報告)
あおインコ(プロフ) - 赤見谷 月羽さん» に、ですね！了解です！ありがとうございます！ (2015年10月12日 21時) (レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおインコ | 作成日時：2015年6月29日 23時
