127話 ページ27
その頃の音駒。
黒尾「なぁ研磨」
いつもと同じで気だるげな研磨がゆっくり俺の方を向く。こいつなら、知ってんだろ…
黒尾「黄瀬…って知ってるか?」
研磨「…黄瀬なんてどこにでもいるじゃん、なんで聞くの」
あいつと同じ反応…ってか、俺が聞きたいのはそういう意味じゃないんだけどなぁ
黒尾「まあそうなんだけどよ、そうじゃなくて」
黒尾「黄瀬良司…ってやつ」
ピクリと研磨の体が微妙に動いた。
黒尾「知ってるか?」
研磨「…知ってない人なんて、居ないんじゃないの?」
黒尾「それもそうか」
そりゃあそうだよな、あんだけのことしてりゃあ…少なくとも東京の奴らは知ってんだろ
研磨「…っていうか、クロ前に話してたじゃん」
黒尾「そうだっけか?」
研磨「うん、クロのお父さんが、その人のせいで…」
研磨が言い終わらないうちに、休憩時間が終わり練習再開の笛が鳴った。
黒尾「よし、練習だ」
今は、昔のこと考えてる暇なんてねぇしな
昔のことは昔のこと、今は今…
黒尾「ハッ…んな綺麗事、並べてられっかよ」
全く、俺らしくねぇ…
でも、覚悟しろよ黄瀬。
俺はお前を、お前らを
許すわけにはいかねぇんだ
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A「ぅ…なんだ、悪寒…」
急に、背後から寒気が襲った。
なんだ、なんだったんだ…
菅原「お疲れっ!」
その正体は、なんか冷たくなるパック?みたいなやつを持った、烏野の副キャプ菅原さん。
A「お、お疲れ様…です」
マジでびびった、びびった…お化けかと思った…
菅原「お化けじゃないべー、お化けはひどいだろ(笑)」
A「…!?」
なんなんださっきから、マジでこの人エスパーなのかよ!?
菅原「エスパーじゃないって、さっきも言ったべ〜」
A「…!?なんでわかるんすか」
菅原「顔に出てるって」
A「…えぇぇ」
はぁ、気をつけなきゃな…
絶対国見とかにいじられる
あ、そういやみんな、ちゃんとやってんのか?
澤村「サーブッ!!」
皆「「オッス!!」」
まあ、なんとかなってるだろ…
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あおインコ(プロフ) - HALKAさん» あ、ありがとうございます!!更新まっっっったくしてないこのお馬鹿作者の心に凄く響きました…泣。本当にありがとです!頑張ります!(とか言ってやらないやつ)← (2015年10月21日 15時) (レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
HALKA(プロフ) - この作品すごい面白いんで見捨てませんよ!絶対に!! (2015年10月21日 11時) (レス) id: 98ad09dfad (このIDを非表示/違反報告)
あおインコ(プロフ) - 千尋さん» 了解いたしました!2の方多いですねぇ、なんか嬉しい・・・。あ、コメントありがとうございますでした!!! (2015年10月12日 21時) (レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
千尋(プロフ) - 私も2がいいとおもいます! (2015年10月12日 21時) (レス) id: 6ccd3b8e08 (このIDを非表示/違反報告)
あおインコ(プロフ) - 赤見谷 月羽さん» に、ですね!了解です!ありがとうございます! (2015年10月12日 21時) (レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおインコ | 作成日時:2015年6月29日 23時