１２３話 ページ22
それから、黒尾さんについていって水道までくる…
はずだったのに
A「あの」
黒尾「…」
A「黒尾さん？」
黒尾「…」
A「…おいトサカ」
どうやら
迷ってしまったようで。
、
A「なに盛大に迷ってんだよ、つかここの人間じゃねぇのかよクロさん」
めんどくさいので黒尾さんからクロさんに変更。いやそんなことどうでもいい
今は、この状況がやばいってことだよ
黒尾「…わりぃ」
A「笑顔で謝られても絶対許さねぇからな」
黒尾「…まあ、歩いてりゃ着くだろ」
A「…はぁ」
あぁ、こんなトサカに頼んだ私が馬鹿だったんだ。そうだ、そもそもトサカなんか信用しちゃいけなかったんだ。
黒尾「そういやAちゃんさ」
完全なる不機嫌の顔の私の前を歩くクロさんが、いきなり振り向いた。
A「なんすか」
どうせまたろくなことを…
ため息をついてクロさんの顔を見ると、その顔はさっきとは違ういたって真面目な顔だった。
なに、真面目な顔してんだよ…
黒尾「名字黄瀬…だったよな、てことは」
A「…！」
そうか、この人、東京の人なんだ。
東京の人なら誰だって知ってるか
黒尾「…あの黄瀬？」
A「どの黄瀬だよ、黄瀬なんてどこにでもいるだろーが」
少し足を早めてクロさんを抜かした。これ以上この話をしていたくない。
黒尾「でも…」
A「だから違うっつってんだろ！あんなやつと一緒にすんなよッ！」
言ってしまってから、はっとした。
クロさんがなにやら黒い笑みを浮かべてることに。
黒尾「…俺、あの黄瀬としか言ってないんだけど？」
A「…っ」
この人は、知ってる。
知ってる…！
黒尾「やっぱり君」
やめろ…
黒尾「あの人の…」
A「やめろっつってんだろ！いい加減にしろよ！！」
手を握り締めて、勢い良く叫んだ。
そこに
及川「…Aちゃん？」
及川さんが、来た。
驚きを隠せず、目を大きく開いて。
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あおインコ(プロフ) - HALKAさん» あ、ありがとうございます！！更新まっっっったくしてないこのお馬鹿作者の心に凄く響きました…泣。本当にありがとです！頑張ります！（とか言ってやらないやつ）← (2015年10月21日 15時) (
レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
HALKA(プロフ) - この作品すごい面白いんで見捨てませんよ！絶対に!! (2015年10月21日 11時) (レス) id: 98ad09dfad (このIDを非表示/違反報告)
あおインコ(プロフ) - 千尋さん» 了解いたしました！２の方多いですねぇ、なんか嬉しい･･･。あ、コメントありがとうございますでした！！！ (2015年10月12日 21時) (レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
千尋(プロフ) - 私も2がいいとおもいます！ (2015年10月12日 21時) (レス) id: 6ccd3b8e08 (このIDを非表示/違反報告)
あおインコ(プロフ) - 赤見谷 月羽さん» に、ですね！了解です！ありがとうございます！ (2015年10月12日 21時) (レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおインコ | 作成日時：2015年6月29日 23時
