社長の反撃 ページ6
パーティーは立食形式だった。会場内は豪華絢爛で財界の大物や芸能人などが多数参加していた
会場に足を踏み入れた瞬間、あまりもの人の多さに足がすくみそうになった
それに気づいた社長が、腕組みをしている私の掌にそっと手を置いた
「みんな同じ人間だ。恐れることはない。俺が付いてるから。堂々としてろ。」
相変わらずのポーカーフェイスだけど、少しいつもより声のトーンが低く優しい気がした。
色んな人に挨拶をし、今日の主役である会長の元へ挨拶をしに行った
「会長。本日はまことにおめでとうございます。益々のご活躍をお祈りいたします。」
『お誕生日おめでとうごさいます。ご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。』
会場は満足げに笑い握手をしてきた
「ありがとう。金城くん。お母様にお会いしたかったよ。」
『申し訳ございません。母に伝えておきます。』
「で、金城くん。こちらは…」
会長が私に視線を移した。下から上とあまり嬉しくない視線を向けられた…
「母に代わって今日は秘書の眞壁をパートナーとして連れてきました。」
「はぁー。羨ましいねぇ。こんな綺麗な秘書さんがいつも一緒なんて。仕事が捗るだろう！」
がははははは！とお酒の入った会長はすごくご機嫌に笑った
それとは真逆で、社長は少し目を細め
「私は容姿で仕事はしておりませんので。確かに仕事は捗ります。それは秘書が優秀だからだと、常日頃から感謝しております。」
遥か年上の会長でさえ威圧してしまうような社長のオーラ。
「それも…そうだな。ははは。まぁ、今日は存分に楽しんでいってくれ。」
そう言い残し足早にこの場からさって行った
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碧海のgravity - こんばんは。コメ返ありがとうございます。サングラスの横顔はSPURのあの感じ、車はポルシェとか妄想してしまいました。楽しませていただいております。 (2020年9月17日 23時) (
レス) id: 5cbb8bcacc (このIDを非表示/違反報告)
oMINo(プロフ) - 碧海のgravityさん» コメントありがとうございます！こちらこそ、読んでいただいてありがとうございます！きちんと完結させますので、最後まで楽しんでください(^_^) (2020年9月15日 11時) (レス) id: 72c307ba98 (このIDを非表示/違反報告)
碧海のgravity - こういうの待ってました。ありがとうございます。楽しみにしています。 (2020年9月15日 9時) (レス) id: 5cbb8bcacc (このIDを非表示/違反報告)
Aoi-sw(プロフ) - ありがとうございます!! 更新楽しみにしてます！ (2020年9月12日 23時) (レス) id: 0e758f04f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：oMINo | 作成日時：2020年9月9日 15時
