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料理をする男 ページ13

「俺、料理作るの好きなんだよ。時間がある時はいろんなスーパー行って食材買って作ってる。今日はさっきのスーパーに行って、偶然眞壁に会ったってわけだ。」

『なるほど…。健康管理ちゃんとなさってるんですね。尊敬します。』

「まぁな。よし、降りるぞ。」


車庫の奥にある扉を通って、廊下のような通路を通って玄関に入った。

社長が出してくれたスリッパを履いて家の奥へ行った



『うわー。凄い…!』

そこは私の家の何倍もある広さのキッチンが広がっていた。道具も沢山あって、冷蔵庫なんか厨房でしか見た事無いような大きさ。キッチンの前にはカウンターがあって、背の高い椅子が並んでいた。
ワイングラスがカウンターの前に吊るされているのなんてお店でしか見た事無い。


「ボーッと突っ立ってないで、適当に座れよ。」

『あ、はい。すいません…。つい感動してしまって…。開いた口が塞がらないってこういう感じなんですね。』


「大袈裟だな。」


エプロンをつける仕草。それだけなのに絵になるってなんなのこの人は。


社長は慣れた手つきで料理を始めた。


私はカウンターに座って料理をする社長を眺めていた。


『私、こんなにカッコよくお料理をする男性、初めて見ました。』

「おい。サラッとそういう事いうなよ。」

『だめですか?社員は全員社長の事かっこいいと思ってますよ!社長はカッコいいって言われる資格のある人だと思います。』


「なんだ。そういう意味のかっこいいか。」という言葉はフライパンがコンロにあたる音と炒め物の音で私には聞こえなかった。

ワイン→←行先は…



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碧海のgravity - こんばんは。コメ返ありがとうございます。サングラスの横顔はSPURのあの感じ、車はポルシェとか妄想してしまいました。楽しませていただいております。 (2020年9月17日 23時) (レス) id: 5cbb8bcacc (このIDを非表示/違反報告)
oMINo(プロフ) - 碧海のgravityさん» コメントありがとうございます!こちらこそ、読んでいただいてありがとうございます!きちんと完結させますので、最後まで楽しんでください(^_^) (2020年9月15日 11時) (レス) id: 72c307ba98 (このIDを非表示/違反報告)
碧海のgravity - こういうの待ってました。ありがとうございます。楽しみにしています。 (2020年9月15日 9時) (レス) id: 5cbb8bcacc (このIDを非表示/違反報告)
Aoi-sw(プロフ) - ありがとうございます!! 更新楽しみにしてます! (2020年9月12日 23時) (レス) id: 0e758f04f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:oMINo | 作成日時:2020年9月9日 15時

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